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優しさの設計

風が強く吹いている。

今日はどこにいても風が吹いていた。

社内で窓が開いているから風が入ってくる。
帰りの電車も換気で窓を開けていて、風が遠慮ナシに吹いてきた。
帰り道でも風が強くて、歩いていると髪が逆立つ。
目の前の人の帽子が飛ばされちゃって、一緒に慌ててしまった。

今日は風のいたずらが多い。

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今日、わたしはずっと『優しさ』について、
いろいろと思考を巡らせていた。
その事について、少しだけ書きます。


優しさにはいろんなカタチがある。

今日、感じた優しさは、まだ会社に馴染めていない新人の子に対して、気持ちをリラックスさせるためにあえて笑わそうとふざける人がいた。

わたしも一緒にいて笑ってしまった。

彼のさりげなく人に気遣いができる姿は、
とても素晴らしいし尊敬できるところ。

だから、彼と一緒に仕事をしていても信頼できる。


もうひとつは、タブレットの操作に不馴れな人が、困って声をかけてきた。
聞けば、そんなに難しい操作ではない。
わたしが操作してご要望に応えてあげることは簡単だ。
けど、そこでわたしが手を出してしまうと、
一向にその人は理解ができないままである。

わたしにできることは、説明をしながらその人が自分で操作するのを見守ってあげること。

もしかしたら、厳しいと思われたかもしれない。
でも、わたしはこれが正解だと思っている。


優しさにはいろんなカタチがある。


だけど、どちらも根幹は同じ。


“『優しさ』の設計ができているか”だと思う。

そこができていないと、
わたしは単なる意地悪な人になってしまい、
彼は単なる変な人になってしまう。

今日それを受け取った人の心に伝わってくれていることを願いたい。

おしまい。

<今日のうた>
懐かしい。名曲。

Chara「やさしい気持ち」

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