主婦の再就職は難しいのか〜指導者の私が指導される立場になった〜

先日のnoteで私の人生初となる、「主婦でパート」という働き方に対する意気込みを綴ってみたけど、今日はその続編をつぶやき程度に。

ちなみに前回のnoteで私の葛藤具合を知りたい方は、こちらをご一読ください。

正式採用されて週に2回、1日3.5時間程度調剤室で処方箋に記載されたお薬を準備しています。

当初の不安は的中で、カタカナ沼に見事ハマり、30分前に準備した同じ薬剤のありかがわからずしばしば遠い目をする日々が続いています。

でも、仮採用時点では気づかなかったことに気づけるようになりました。

地域の小さな調剤薬局ならではの社員のお悩み。
一緒に過ごすうちに第一印象とは違う従業員のキャラクターが見えてきたこと。
普段フリーランスでtoBの仕事をしている私がパートという立場になって初めてわかる従業員サイドの気持ち。

普段指導者としての立場である私は、ここを忘れてしまいがち。
結局、人なんですよね。

私と同じようにパートで同じ仕事をしている年上の女性がいるんですけど、
すごーく気配り目配りのできる人で、新参者の私をいつもさりげなくフォローしてくれるんです。

何十種類もある漢方薬のあいうえお順リストを「私も見やすくなるから」と
あたかも自分のためにという建前で作ってくれる。

処方箋を手にギッチギチに格納された薬の箱たちの中からお目当の薬を見つけられずフリーズしてると「この辺にあるんじゃないかしら」とさりげなく声かけてくれる。ここよ、じゃなくてこの辺というくだり、私自身が見つけて達成感を感じられるような言葉選びに「姐さん、一生ついて行きます!」が自然と出そうになる。
元看護師の面子はないも等しいけど。

私が初めての業務をしていると、「私も最初こんな失敗をしてね」と自分もできなかったエピソードを披露して緊張を和らげてくれる。

・・・・女神が降臨した・・・・

彼女がいるだけで、心なしか殺伐とした調剤室の空気が和らぐのは私の気のせいではないはず。

結論。
このパート、トライしてみてよかった。しかも1ヶ月でそう思えたんだから私はラッキー。初めての分野で仕事してみるって、すごく勉強になる。



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