見出し画像

他人が言ってたことをそれっぽく話す能力

他人が言ってたことをそれっぽく話す能力って大事だと思う。というのを教えてくれた先輩がいる。

その先輩に先日仕事の相談をした時(というより転職の相談だったかもしれない)、「モノの味方はいろいろあって、鳥の目虫の目魚の目で考えないといけない」という話をしてくれた。

詳細は今回は省略するが、とにかくそんな考え方があるのか!よく知ってるなあ!と感心したのを覚えている。

後日その先輩に、どうしていろいろな知識を体系的に揃えていて、相談を受けた時にスラスラ話せるのか?と聞いてみた。すると、先日の話は、その少し前に先輩のお父様から聞いた話だったというのだ。

驚く私に、先輩はこう言った。

「誰かから聞いたことをあたかも自分が知ってるようにそれっぽく話すのが大事なんだ。そうしているうちに実際に自分のものになっていく。」

なるほど。私は他人から聞いたことを別の人に話して、パクリじゃん!と思われることを無意識に嫌がっていた。その結果、他人から聞いたことが身についてなかったと思う。

でも自分が聞く立場として、誰かが言ってることが他の人と被ってるかどうかなんて、ほとんど気にならない。
目指したい人や考え方があるのならば、まずはパクって話してみることが大事である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?