キャリアの棚卸しの誤解!やってきたことを整理するのではなく、"いかに分解するか"が大事。
転職のタイミングは突然やってくる。
そう、突然やってくることが多いんです!
異動してきた上司と合わない、希望しない部署に異動になった、知り合いから誘われた…などきっかけは予期せぬタイミングでやってきます。転職活動をしていたとしても、内定がでたら意思決定までそう時間はありません。
選択の精度をあげる要素の1つは「情報量」です。
まずは自分自身のこと。それから市場、キャリア選択肢について。
最後、決めるのは自分自身です。その選択を正解にするのも自分。
後悔の少ない選択ができるよう、重要なことをお伝えします。
と、その前に自己紹介をさせてください!
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転職成功におけるキーワードはこの2点です。
エージェントして、事業会社の人事として、採用アウトソーサーとして…
いろんな立場から採用とキャリアに向き合ってきた結果、ここに行き着きました。
今回は1つ目の類似性について書きます。
類似性とは?
人事は、募集している仕事に関するキーワード をみています。
「同じようなことやってる」「似てる」の積み重ねが「やれそう!」になります。「類似性」を意識したキャリア整理はとても重要です。
どうやってやるのか?
まずは、キャリアを分解していくところがスタートです。
やってきたことを書き出して整理するのではなく、これでもか!ってくらい分解していくのです。
分解したピースを元に、今あるピースでどんな絵を描けるのか?を考え、描きたい絵があるのであれば足りないピースについて考えます。
流れとしてはこんな感じ↓
分解方法
営業の場合は、「なにを/どこに/どれだけ/どんな風に」売っていたのかについて分解していきます。
よくあるのが、「法人向け提案営業(新規開拓および既存深耕営業)」ってやつ。これダメです。営業といっても会社によって定義はバラバラ。法人営業で終わらせちゃいけません。
Webエンジニアの場合は、開発言語、手法だけではなく、プロダクトにおける立ち位置を細かく分解していきます。
どの職種においても同じことが言えます。
例えば、アパレル販売員→店長というキャリアだった場合、
・接客販売
・スタッフ教育
・売上管理
となりがちですが、ここから更に分解します。
ちなみに、以前に私が転職支援した方で、アパレル店長から経理にキャリアチェンジされた方がいます。キャリアを徹底分解して類似性を見出したことで、掴めるチャンスが格段に増える典型例です。
ここで注意⚠️
会社独自の呼び方や特有の仕事内容について、そのまま書かないこと。
この場合は、抽象度をあげることが大事です。
例えば、その会社でしか使われていない部署名や役職名、職種名などは、そのまま書いても伝わらないので「一般的にはこれ」というのがイメージできるよう置き換える必要があります。
さぁ、絵を描くのに十分なピースが見つかりましたか?
分解しながらピースにラベリングしてくといいですよ。こんな感じ👇
「やりたいことが見つからない」「自分の強みがわからない」と悩んでいる人は多いです。無理に見つけようとしなくて大丈夫。
ヒントは「これまで」に詰まっています。
こう考えるとシンプルですよね!
最後に
キャリア分解していく流れのおさらいです。
②③④は、キャリアや市場について知識がある人と壁打ちしてくとスムーズですよ。壁打ち相手に私を選んでもらえたらとても嬉しいです。
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