エンジニア採用って難しい!うまくいっている会社には共通点があります。Tips5選
採用を運用含めまるっと担当する CASTER BIZ recruitingで責任者をしている@MihoMorikazuです。
「エンジニア採用したいけど、どう進めたらいいのかわからない」
「とにかくエンジニアが採用できない」とよくご相談いただきます。
技術系(IT/通信)職種の有効求人倍率は10倍以上(引用:doda転職求人倍率レポート)で、他職種の約5倍です。「都内のWebエンジニア」に絞ると倍率はもっと高くなります。この数字だけみても、エンジニア採用がいかに難しいかがわかります。
そんな中でもエンジニア採用がうまくいっている会社はあります。
今日は、エンジニア採用がうまくいくTipsをいくつかご紹介します。
1. 採用担当がエンジニアリング用語を理解している
非エンジニアの場合でも、エンジニア採用に関わる人であれば、エンジニアリングの基本理解は絶対に必要です。
コードをかける必要はなく、用語を理解していることが大切。
現場エンジニアに協力してもらう方が良いこともたくさんありますが、採用を担当する人が知る努力を惜しんではうまくいきません。
職種理解は採用の基本!
うちのエンジニアのころちゃんが社内勉強会用に作ってくれた資料が無料公開されていますのでぜひ読んで欲しいです。
LAPRAS中島さんの資料も神資料ですので貼っておきます。
2. 伝えたいことではなく相手が知りたい情報を公開している
求人サイトや会社のWebサイトにたどり着いた時、「応募するか否かを判断するために十分な情報が入っているか」という視点が欠けている会社が多いです。
自社が伝えたい情報ではなく、相手が知りたい情報を伝えることが大切です。
情報を届けたい相手が知りたい内容が書かれていますか?
例えば、
開発方針
開発手法、プロセス
開発言語
開発環境
働き方
今や、「話を聞きに行ってみないとわからない」ではダメで、その前段階における情報の透明性が求められています。前職(クラウドサービスを開発・運営している会社)で採用サイトを作る際、上記をかなり意識して作りました。
結果、応募者数は増え、面談の中でも「サイトをみて具体的にイメージをもてたので話を聞いてみたいと思った」というフィードバックを多くいただけました。
3. トップメッセージよりメンバーメッセージ
トップがエンジニアであれば話は別ですが、エンジニアメンバーが積極的に勉強会やコミュニティーに参加している、ブログなどで発信している会社は強いです。
会社の代表が「うちの会社はいい会社だよ」と発信しても信憑性に欠けますが、エンジニアが勉強会や交流会の場で「いや~、うちの会社いいんだよ」と話していると「おお?」となりますよね。
「現エンジニアメンバーが満足する環境を作れているか」ということにもつながります。成長機会が多くあるか、技術力を向上させられる環境か、開発環境への投資がなされているか、OSS活動が業務として行えるか…などがポイントになります。
リファラル採用促進のために、評価項目にリファラルを入れている会社も多いですが、まずは現場に目を向けるところからはじめましょう。
4. 自社テックブログで発信し続けている
スタートアップで知名度はまだまだだけど、テックブログで発信し続け、「こんな技術力の高い人たちと働きたい!」とテックブログ経由でエントリーがある会社もあります。
技術的にどう解決するべきか悩んであれこれ検索していたところ、とても参考になるサイトに出会って解決した!
↓
よくみたら、このブログには何度かお世話になっているぞ
↓
どんな会社なんだろう?
↓
募集しているみたいだ
この流れからのエントリーは、マッチ度が高いことが多いです。
わたしの所属するCASTER BIZ recruitingは、エンジニアリングの会社ではありませんが、膨大なデータやファクトに基づいた採用Tipsや採用に関するあれこれをみんなで「ぐんぐん採用ができるようになるnote」でコツコツ発信し続けています。
採用や働き方の在り方における従前の価値観をアップデートしたい!
という気持ちで発信しているのですが、採用にも良い影響をもたらしていて、エンジニアと同じく採用が難しいと言われている人事が毎月ジョインしてくれています。
5. 働き方の選択肢が複数ある
労働力人口が減少の一途を辿る今、会社の所在地に通える範囲の中から良い人材を探すことには無理があります。
働く場所だけでなく、働く時間、雇用形態など多様化を早期に受け入れ、良いチーム、強いチームを作ることにフォーカスしている会社は採用が順調です。
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「具体的にはどうしたらいいのかもっと知りたい」
「自社のケースに当てはめるとどうだろう?」
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