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「私」だけの地図


「自分を大切に」「子供よりもまずは自分」「子供の笑顔はママの笑顔から」などママだからと自己犠牲をするなと言い続けてきた私ですが、そもそもこの考え方が身につくまでは私も自分で自分を満たせていなかったなと思うことがあり、今回は自己理解不足がもたらす悪影響と、自己理解によって変わったことについてを記事にしてみようと思います。

まず、自己理解とは何か。

ここでは「自分の特徴を言語化し、それを受け入れている」状態
と定義しましょう。

そんなの今更時間をかけてやらなくてもなんとなく自分でわかっているしわざわざ他人に口出しされるような事じゃない。そう思っている人もいるのではないでしょうか。

私がそうだったように

「自分のことは自分が一番分かっているし、他人にとやかく言われる事じゃない」

と思っている人にこそ一度この記事を読んでみて欲しいと思っています。



自己理解を深める前の私は基本的にどんなことでも
「なんとなく」で生きていました。

直感に全てを任せ自分のセンスを信じて突き進むそんな生き方をしていましたが、子供が産まれそうも言っていられなくなった事が自己理解を深めるきっかけでした。

自己理解を深めるとどんな良いことがあるのか。

結論、遠回りをしなくて良くなるから無駄なことに時間や労力を使わなくて済むようになります。

今までの生き方にどれだけ無駄が多く、本来使わなくても良いはずのリソースを割いていたのかを実感して、驚きというよりもショックを受けたような感覚に近かったのを今でも鮮明に覚えています。



子供が産まれ今までの生活が一変して、身の回り全てのことを見直さないとやっていけないと感じた時、私は初めて自己理解と向き合いました。

それまでも何度か自己分析シートのようなもので自分を振り返ることはあったのですが、どれも上辺だけというか本当の奥底に眠っている自分の本音みたいなものには辿り着けませんでした。


その時に思ったのが義務感でやっていたり、やらされている感覚で自己分析に向き合っても答えは出ないのだなと。


本当に自分の中に「知りたい」という気持ちがなければやっても意味のないものなんだなと。

とは言えある程度の答えは出てくると思うので意味がないは言い過ぎでしたね笑

つまり、本当の意味で自分を理解しようと思えなければ結局何も変わらないということです。



向いている仕事、好きな事、趣味、今あなたがそう思っているものに対して少しでも迷いがあるならそれは本当にやりたい事や楽しいと思っていることではないのかも知れない。

本気で自分を見つけたいと思うなら、もう一度、どんなに忙しくても自分と向き合う時間を作ってみて下さい。

「自分を知る」これだけで本当に人生の充実度が変わるので。


私の中で充実度が変わる大きな要因は二つあると思っていて、

一つは、自分がネガティブになるものと距離を置けること。
もう一つは、自分で自分を満たせるようになること。


私はこの二つが人生においてとても重要なポイントだと感じています。

自分で自分を満たせていても、自分がどんな環境だとネガティブになりやすいのかを理解していなければ「なんとなく嫌だ」を言語化できないままモヤモヤと付き合いながら生きていくことになってしまいます。

反対にネガティブになるものから距離を置くことができていても、自分で自分を満たす方法を知らなければ自分の機嫌を他人に取らせることになってしまい、自分の幸せに他者を介在させることになってしまいます。

もうここまで来ればこの二つを合わせて理解することでどれだけ人生の充実度が上がるかは明白ですよね。



自分の特徴を言語化するのも自分を俯瞰してみないといけないので難しいと感じる部分はあると思いますが、それ以上にその言語化された特徴を受け入れるということが私にはとても難しく感じた部分でした。

「良いところも悪いところも、全部があって私なんだ」と腑に落とすまでしばらく時間がかかりましたが、腑に落ちてからは言語化された特徴に沿って進むだけなので方向性は意外とすぐに決まりました。


つまりこの記事を通して私が伝えたかったのは、
「自己理解」があなたを救ってくれる地図になるということです。

転職をしようが結婚をしようが子供が産まれようが、道に迷った時は何回でもその地図を見直せばいい。

「ああ、私が行きたい場所(なろうとしている姿)はここだったな」
「これがあると上手くいかないからこの道は避けて通ろう」と

あなただけの地図があるかないかでこれから先の人生の充実度は大きく変わることでしょう。


自分がやってみて効果があると感じたなら、お子さんが大きくなって道に迷っているときに

「こんな方法もあるんだよ」と地図の作り方を教えてあげて欲しい。
「充実した人生ってこんなにも楽しいんだよ」と

背中で語れる親を一緒に目指して行きましょう。



最後に「自分ではどう自己理解を進めたら良いかわからない」「自己理解の大切さは分かったけど地図の作り方が分からない」という方向けにインタビュー形式のヒアリングを行なっています。

このヒアリングが自分一人では見つけられないような客観的な視点から自己理解を深めるきっかけになれば幸いです。

ヒアリングの際に使用するワークシートはその場限りのレポートのようなものではなく、道に迷った時には何度も繰り返し新しい地図を描けるよう設計しています。

「この機会に自己理解を深めたい」「自分でやってみたけど新しい視点が欲しい」という方は下記URLよりお申し込み下さいませ。



ここまでお読みいただきありがとうございます。
ではまた次の記事でお会いしましょう。

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