とことん好きを突き抜ける。マニアックは力
お一人様起業家でビジネスが上手くいっている人とそうでない人の違いに、しゃべりだしたらとまらない情熱があるかないか、があります。
わたしは今、経営者ばかりのコミュニティに入っているのですが、そこのメンバーと1対1でお話しさせていると、どのメンバーも自分の仕事のことを話しだすとちょっとニヤニヤしながら嬉しそうに止まらないのです。
お客様にサービスとして提供しているのは、その全体のほんの表面で、その奥にある多くの人にはちんぷんかんぷんなマニアックな部分を、延々と追求している。
一方、起業したいなとは思っているけれど私なんて、というスタンスの方は、往々にして自分のビジネスのことをあまり語りません。
自分が興味をもって追いかけているものが面白いということに迷いがなく、他の人がどう思うかなんて関係なく「好き!」を出しまくっている人のビジネスの話は自然と引きこまれ、思わず「へ~~、それで?!」と聞きたくなります。
それがそのまま、欲しい!となったり、あるいはその時は買わなかったとしてものちのち、同じ業種のサービスを自分が必要としたときや、それを必要とする人に出会ったとき、思い出すのはその「好き!」を出しまくった人です。
だから、マニアックになれないものは超ド天才でなければ突き抜けることはできないんだろうと思います。
そしてまた、自分の「好き!」を発信するのを抑えてしまったり、もっというと抑えられる程度の情熱しかないもので勝負しようとしたりは、あとで思い出してもらえないのです。
わたしなんて、って思っているうちはその程度の「好き!」なのです。どのぐらい好きかなんて、他の人と比べることはできません。技術力や経験は自分より上の人はいるかもしれません。いや、きっといます。
でもだから発信できない、「好き!」を出せないというのは全然関係ありません。出さなければ誰にも届かないし、誰にも響かない、誰の記憶にも残らない。
「お前への愛は誰にも負けない!」
これですよ、これ!
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