生理について、同僚議員にオープンにカミングアウト、大分楽に。オンライン議会が出来ればもっと楽に。
「だから女はダメなんだよ」と言われたくないから我慢してきた
生理について、オープンに話をして、周囲にご理解得られるといいな!を実践してみて、大分楽になりつつあります。
これまでは「だから女はダメなんだよ」と言われたくないので、意地でも言わず休まず仕事をしてきたのですが、そういう状態は健全ではないと思い、周囲に共有しサポートを求めることにしました。
男性は経験がないから女性の生理・心理を想像できない
以前流山市議会で「生理の貧困」についての議論が盛り上がった際、男性の議員と生理について深く話をする機会を頂きました。
すると意外にも以下のような意見が多かったのです。
もう少しお互いを知れるといい
表現が雑・・と怒られるかもしれませんが、生理がいきなり始まる状況を男性の経験から想像できるようにお話をすると、「「大」の時、トイレットペーパーが無い状態」を想像して頂ければと思います。ちなみに私も生理不順。議会中、うっかり用意を忘れて、女性職員に助けを求めたことがあります。
また、先日とある若い男性から「私、今日生理なの(女性)」と言われたので「え?会うのやめとく?(男性)」と言ったら女性から激怒された・・なぜ!?と混乱したエピソードを伺い微笑ましい気持ちに(笑)
生理の経験のない男性に「言わずもがな、分かってよ」というのは、ちょっと酷かもしれませんね。まぁ、恋愛については、不器用なすれ違いも楽しいものでしょうが、生理的なことについては、性差で違いもあるので、もう少し性教育でお互いを知る機会が多くても良いように思います。
仕事で関わる同僚の議員さん、職員さんには伝えるように
「知らないから分からない・・。どうすれば良いのかもう少し教えて」そういう男性の声を受けて、私からもしっかり伝えないといけないな、と行動を改めようと思いました。伝えてみると、
と、びっくりされる反応が殆どですが、女性議員が少ない故に表層化しにくい辛さを、男性議員でも知っておいてほしいという議員としての想いを伝えると大抵しっかり向き合って下さります。
実は私、本日(6/1)も、一番つらい日だったのですが、関係する議員さんに共有すると、一緒に車に乗せて行って下さったり、重いものを持って下さったり、休憩の時間を意識して下さったりして、何とか乗り切ることが出来ました。ありがたかったです。この場をお借りして感謝申し上げます。
生理について共有するのは心理的にハードルが無いといったら噓になるのですが、何かできることがあったら言ってね、と言ってくださる方が多いので、本当にありがたいです。
子育ての悶々を相談できるように自然にカミングアウトできる社会が良いと思うので、まずは自ら実践します^^。
オンライン議会が出来るようになるといい
今の所、議会に生理休暇はないので、何とか乗り切るしかありません。私は常任委員会の委員長、会派の幹事長も拝命しているので、その責任をしっかり果たすためにも体調管理は気を付けていますが、こればかりは何とも・・という所です。
生理休暇の実現にむけては、ご理解を頂くのが難しそうですが、オンラインで参加できる機会があれば助かるなぁ・・と思っています。オンライン議会が実現すれば、女性だけでなく、それこそ育児や介護やご自身のご体調がお悪い時にでも両立できる可能性が増えるので、多くの議員が推進のメリットを感じることができるのではないでしょうか。