事故・事件後の情報発信が不十分!市民の方から、具体的なご提案を頂きました
この記事で伝えたいこと
市民の方の声:アナウンスがなくて不安!
市民の皆様は何を不安に思っているのか?
「動く」というと「対処策を実行する」と勘違いされがちなのですが、議員にその権限はありません。
また、事故や事件が警察管轄になると、警察管轄(捜査情報)なので情報は入ってきにくく、市議は「どうなっているんだぁー」という声しか上げられないのが現実ではあります。
しかし、市民の方に「市民の皆様が心配されているのは、市の姿勢ですよね?」と聞くとこのような答えが。確かにです。
何を発信すべきなのか
私も二人の娘がいるので、市から説明があると安心する気持ちは十分分かります。しかし流山市に権限があるのは(責任を持って取り組むべき対応)、再発防止策(予防事業)、市民への説明でしょうか。
教員の事件に関しては①保護者会の即日開催(保護者会の前に公に発信してしまうと保護者会から問題の声が上がる場合があるので順番を間違ってはいけない)②スクールカウンセラー等の専門員配置(子どもたちの心理面のケアが重要なので、希望される学校に配置されるはず)です。
実際2つを実施してなかったら大問題。今回は、私の活動をご支援いただいている市民から、以下の情報を頂きました。
・保護者会は即日開催
・カウンセラーの配置も手配済み
議員は行政対応を市民に確認、裏取りをし、齟齬がある場合、是正します。また直後だけではなく、1週間後、3週間後、再発防止策としてしっかり定着しているのかを確認する。
私たち議員は、こういった取り組みが行われたのかしっかりチェックする役割があり、議員が動くというのはこういうこと(だと私は定義しています)。
市民の方から素晴らしいご提案が
市民の方と上記のやりとりをすると、以下のように返ってきました。
「これなら分かる」という具体的な案文まであるのが本当にありがたいです。
行政のステークホルダーは多岐に渡り、様々な方々に情報を届ける必要があるが故に、表現が分かりにくくなりがちです。実際、どんな表現をすれば伝わるのか分からないと頭を悩ませている行政職員は多い。
ましてや今回は事件ですから、捜査に影響を与えてしまうことも想定されるため、警察もあまり情報を流しません。行政も、何をどこまで発信できるのかを確認する必要があるため発信までのプロセスは冗長ですし、確認したり表現に悩む中、時間ばかりが過ぎてしまう現実もありそうです。
つまり、仕組化できていないのだと思います。
でもたたきがあれば、検討を進めることができますね(※法律的な制約で実現できないケースもあります)。
この発信に向けた課題は、どんな事案(リスク毎)に対して、誰が情報発信するか(教育行政だから教育長なのか、市長なのか・・)を決めることです。これが実現できれば、毎度の指摘を受けずに済むし、私たち議員も公式でない情報を発信せずに済みます。
市民の方が関心を持ち関わって頂ければ行政は変わります。
今後も「あなたと一緒に創る!」をポリシーとして活動してまいります。
近藤みほからのお願い
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【読み放題・見放題】近藤みほのせきらら活動報告
私は議員=タウンマネージャーでありたいという目標をもって以下のポリシーで活動していますが、日々様々な葛藤もあります。 <ポリシー> ①自…
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