時間を宣言して、死んでもオンタイム行動

仕事でも、プライベートでも人は時間の中で生きている。

仕事の時は、相手に◯日の◯時までに見積もりを送ります。と伝えてどんなことがあっても必ずオンタイムで仕事をすすめる。万が一、これ間に合わなさそうだぞ、、、と思ったときは、誰かの力をかりてでも間に合う方法を探してオンタイムでやり遂げる。できない理由をならべるのではなく、できる方法を考えて実行。

スピードと、宣言した時間どおりオンタイムでやり遂げることはそれだけで大きな信頼に繋がる。相手の立場にたっても、早くて時間通りに欲しい物が手元に届く、そんな相手だったら仕事がしやすいと思ってもらえると感じている。

【ベンチャー企業で働き時間を意識するようになって感じたこと】

①日本人は会議の開始時間等にはとても正確だが、肝心ところで時間を明確に定義しない人が多い

◯◯が終わり次第できます!って、一番知りたいこの仕事がいつ終わるかが結局わからない。相手をはさんで仕事をする時、相手がいつ終わるかわからない仕事を待っていなければいけない。「いつも早いから、早くやってくれるだろう。」相手に合意のない期待をもたせてしまい、実際に3日間かかってしまったら、相手へ与える落胆と「いつも早い」といままで作り上げてきた信頼は、たったその1回で崩れ去る。

でも、◯日の◯時までに完了します。万が一間に合わない場合は、間に合わないと感じた瞬間に相談させてください。と言われたらどうだろう。相手も次のアクションへの準備や仕事の流れが想定できて仕事がやりやすい。なによりも、合意のない期待をもたせてしまうことはない。

この肝心なところをぼかす文化は、ハイコンテクストジャパンならではの文化だと感じます。

②時間を宣言して、時間を守る。かつ宣言した時間より早く仕事をこなす。この積み重ねで信頼をつかむことができる。LINEや電話でしかコンタクトをとったことない海外のクライアントさんとも、どんどんとビジネスを展開することができた。

③時間を宣言することで、仕事の生産性があがる。その日のタスクを優先順位をつけて取り組むことが明確にできるからだ。

④最強のビジネスツールは時間だということ。時間は唯一の世界共通認識(世界のメジャー)だと思う。言葉も違えば、通貨も違う。だけど、時間だけは世界共通。時差があっても時差も世界基準で決まっている。

ビジネスの世界でオンタイムを徹底的に守る人は、自分との時間の約束も徹底的に守っている。◯時から読書をする。◯時からランニングをする。◯時から英語の勉強をする。

でもビジネスができるから、プライベートの自分の時間もできているわけではない。絶対まもれるようにするための工夫をしています。朝5時半から毎日ランニングをすると決めて、周りの人を巻き込みます。誰かと待ち合わせしたら、絶対守れます。誰かを巻き込むことが難しい時は、周りの人に朝◯時に起きて◯◯の本を読む!と宣言したり、会社で共有しているカレンダーにだれもが見えるように、宣言してオンタイムで実行する。圧倒的にできる方法を探して、即実行しています。

こうした時間を守る工夫も、宣言することから始まります。ガバナンスを効かせる。言葉が悪いですが、お互いを監視し合うというビジネスで大切な文化も生まれると思います。いきなり「お互いのミスをなくすために監視しあおう」といってもできません。こうやって、日々の小さな時間習慣の中で大切な文化が生まれます。

時間を宣言して、必ずオンタイムで守ることが生み出す効果

これは実行するしかない。

では!いってらっしゃい!

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