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お気に入りのタオルの探し方

先日、今治にあるIKEUCHI ORGANICさんとのタオルイベントを開催しました。

やはり、タオルは店頭で手にとっていただくことが一番。
と思いつつ、
店頭で盛り上がるタオルの見方を少しnoteに記載します。

三保原屋店頭でのIKEUCHI ORGANICさんのイベントでは、
上記のような「タオルマニアに聞こえる会話」で、
お客様と盛り上がったりします。

以下にタオルの楽しみ方を記載しますが、
色々なタオルを楽しんで、
段々とご自身の好きを見つけていってください。

という意味で、ここからはタオルの楽しみ方という表現にしたいと思います。

タオルの設計図

タオルで大切なのは、設計図や、製造工程。

ざっくりと記載すると
・縦、横、パイルにどれくらいの糸を使うか
・どんな太さの糸を使うか
・糸に加工を施すか
・染や洗う工程をどのようにするか
などなどで、タオルの風合いが異なってきます。

でも、タオルを見ただけでは、そんなこと分かりません。
ということで、すぐに出来るタオルの楽しみ方です。

タオルの楽しみ方

①まずは掴む

タオルのコシを確認してください。
がしっと掴むのがポイント。

また、以前も記載しましたが、
タオルメーカーさんの考えるフワフワと、
消費者さんが思うフワフワは、
定義が違うことがあります。

最近は、洗剤・柔軟剤がタオルに蓄積されることで、タオルが硬くなるトラブルが多発しています。

②スマホを使ってみる

例えば、肌触りの違う2種のタイプのタオルがあったとします。

今回は、
例えば、右のブルーのタオルが好き。
と、してみます。

携帯でタオルの表面をアップにして撮影してみてください。
あくまでも、比較対象のタオルと比べてですが、色々なことが分かります。

今回の場合は
・左のタオルの方が、細い糸を2本使っている
・右のタオルの方が、太い糸を1本使っている
ということが、分かります。

もちろん、
経糸の本数や、
横糸の本数、パイル(クルクルしているところ)の長さ
などなど
様々な要素を見ると、総合的に判断ができるようになりますが。

それでも、自分の好みの根拠が分かるかなと思います。
そして、好みも変わることがあります。

気になる洗濯

せっかく、ご自身の好みでタオルを選ぶことができたなら、是非良い状態でタオルを保っていただければ嬉しく思います。

タオルだけではなく、肌着・下着・パジャマなど
『直接、肌に触れて、汗や水を吸い取る効果を期待したいもの』
については・・。

・洗剤や柔軟剤の使いすぎ
・すすぎ1回
には、くれぐれもお気を付けください。

タオルに関しては、コインランドリーのガス乾燥機(カンタくんでもOK)で、状態がとても良くなることがあります。

タオルマニアのメリット

タオルは、どのご家庭にも1枚はあるもの。
しかも、良いものを頂くことがあったり。
気に入ったものを1枚単位で購入できたり。

物価高のなかで、身近に
・楽しみとなるもの
・心整うもの

があると、ハードル低く生活を楽しめるかなと思います。

タオル沼、気になる方は

気になる方は、是非タオル沼となるような専門店にお越しください。
三保原屋本店は、静岡駅近くの呉服町通り。

IKEUCHI ORGANICさんは、東京の表参道や、京都、今治(ファクトリーショップ)に直営店があります。



以下、IKEUCHI ORGANICさんのイベント時のインスタライブや、タオルケットのマニアックな情報です。


今回は、タオルケットを肩にかけて楽しめるイベントをしていました。

昔からのお客様からは「綿毛布ね!」と、仰っていただけますが、
実は昔は大判のタオルのようなタオルケットが普通に流通していました。
綿100%なので、寝汗を吸ってくれますし。
寝具としては洗いやすい方かと思います。

現在の毛布は化学繊維のものが多く、汗を吸わないために寝苦しかったり、静電気が起きやすいというデメリットがあります。

という説明をしつつ、タオルケットの具体的な説明をしていきます。

①一番右

技術革新により100年前よりも、
・細い糸
・ヨリを戻した糸
で製造を行うことが出来るようになった結果、フワフワなタオルが沢山開発されました。

一番右のタオルは、フワフワなタオルケット。
糸のヨリを戻しているので、肌触りが良く、軽いタオルケットです。

スマホでアップの写真をとると、こんな感じ。
ヨリを戻しているので、少しデリケートです。

②一番左

IKEUCHI ORGANICさんのタオルケットの中でも、最重量級のタオルケット。
一番右のタオルと比べて、真逆にあるようなタイプ。

スマホでアップすると、細い糸を2重で使っています。
ずっしりしているものの、触った印象は「サラッと」していて、
実は夏も使いやすいタイプ。

③真ん中

上記2種の糸を混ぜたタオルケットです。
両方のいいところをとっており、冬のイベントでとても評判が良いです。

ここまでタオルケットの話をしましたが、タオルケットに関しては
●手で触るのではなく
●包まれて実感する
のがいいと思います。

寝具のように、肩や首回りで重さを感じた方が安心感がある方もいますし、
できるだけ軽い環境(布団なども)で寝たい方もいます。

タオルも、タオルケットも毎日使うモノ。
是非、実際の体験を楽しみながら、ご自身の好きを通して生活を楽しん出頂ければと思います。


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