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【土鍋】持っているけど使っていない人へ(目止め・収納・IH・その他のこと)

店頭で

●土鍋をプレゼントされたけど、実は使ってない
●昔使っていたけど、しまいこんでしまった
●IHで使えなくなった

というお声を、多く伺います。

もったいないので、是非使ってみましょう。

ちなみに三保原屋では、2025年1月18日・19日に、店頭で長谷園さんのイベントを開催する予定です。

※本テーマは文章だと分かりにくいかもです※
そこでインスタライブ(2025/1/18予定)で長谷園さんと動画でお伝えする機会をつくろうと思います。



①目止め

多くの方のハードルとして存在する、目止め。

将来的な目詰まりリスクを下げるために必要な工程ですが、
良く分からないので、難しそう。
と感じるかたも多いようです。

実は簡単

目止めという呼び方ではなく

『第1回!おじやを、トロトロに!』

とでも無理やり言い換えれば、イメージが沸くでしょうか。
(お粥を炊くというよりは、お湯にお米を入れる。)

①お湯を沸かして
②炊いてあるご飯を入れて(冷ご飯OK)
③おかゆ状にして(おじや→おかゆ)
④しばらく放置する(1時間以上)

念のため、記載しますが。
土鍋がコゲコゲになった時に重曹をたくと、コゲが落ちる方法があります。
その際は土鍋がリセットされているので、目止めが必要となります。

②収納

お店でもお伝えしていますが、基本的にご飯炊き土鍋は出しっぱなしがいいと思います。

また土鍋は乾きにくい商材です。

逆に言えば、調湿性があります。
(例えば冬の室温が寒い日に、炊いたお米を、たとえば6時間くらい入れておいても若干のおひつ効果があります。)

土鍋好きの方は是非一度行っていただきたい、恵比寿の長谷園の直営店があるのですが・・。

そこの収納が非常に参考になります。

土鍋の早期乾燥で

土鍋好きな方の中には、亀の甲羅干しのように、ひっくり返してから日光にあてる方もいらっしゃるのですが。

そこまで出来ない方は実は電子レンジを有効活用してもいいかなと思っています。

③IH問題

IHが増えてきている

最近、三保原屋のある静岡ではIHのマンションが増えてきました。

ガス管をひかない分、施工費が少し抑えることができたり。
何よりも掃除や、ガスの基本料金を考えると合理的な選択なのかもしれません。

一方で・・

お店にいると、IHにした後に悩んでいる方が多く見えられます。
実はIHは使える道具を選ぶのですが・・
IHを選択するときに道具のことまでは、なかなか考えませんよね。

IH対応土鍋も存在しますが、高価になる傾向があります。

正直に言えば(個人的な感覚も踏まえて)、
土鍋はガスの方が相性が良い
と思っています。

(IHも日々進化しており、IH土鍋を否定しているわけではないのです。ただ、特にごはん炊きの土鍋については、メーカーさんのご意見も聞いてみるのはいいかなと思います。)

そういった方は、
●ストゥブなどの琺瑯系に行くか
●卓上コンロを使うか
の選択をオススメすることが多いです。

卓上コンロ

今、全国で災害が起こる時代です。
(地震以外にも、大雪・大雨・強風など)

卓上コンロを普段から使っていれば、一定のリスク分散にはなるかなと思うことがあります。

ご自宅がIHですが、土鍋は卓上コンロを使うお客様は少なくはありません。

最後に

個別で聞きにくいこと、snsで書き込みでも聞きにくいことがあると思います。

そして、質問にお答えする側も、
・お客様のご家庭や
・やりたい料理
などによって回答が変わることもあります。

店頭では、
「実はタジン鍋をしまいこんでいて・・・」
というお声はよく伺います。

(一方で、メーカーさんの担当者さんは、タジン鍋を一番使っているなどのギャップがあったりもします!)

色々調べると情報に呑まれてしまいそうなときは、是非専門店さんに伺ってみてください。


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