酷暑日における蓮の鑑賞方法

7月は、私のいちばん好きな花である蓮の季節。
でもあまりに暑すぎて今年はまだ見頃の蓮池に行けていない。
昨年7月の三連休中に不忍池に行って、まんまと熱中症になってからこの時期の外出が億劫になっている。

なので今年は指に蓮を咲かせた。

蓮の花は、左手人差し指と右手中指に。
写真だとうまく写っていないけど、右手中指は開花した蓮の隣に——それも指の際ギリギリの位置に——蓮の蕾が描かれている。
ペールグリーンを背景にしてさりげなくあしらってもらった。

瑞々しさを演出すべく、左手親指と右手人差し指には気泡が入り、左手薬指と右手小指には水の波紋のような金のラインで爪を彩る。

何より肝心な、“泥水から茎を伸ばして咲く花”であることを表現したくて、カッパーをところどころに配してある。

蓮池を再現してくれたネイリストさんのことがだんだん観音菩薩に思えてくる。

🔽今年蓮の花を見てないわけではないのです。

🔽蓮の花になるための修行日記

🔽前回のネイル