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I might even be a Rock Star(ディズニーチャンネル20周年)

私の思春期はディズニーチャンネルのドラマと共にある。

小学生高学年の時、『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』のポップスターらしさ全開のキラキラ衣装と、歌ウマDIVAと一般学生の二重生活に憧れた。人生で初めて買った(買ってもらった)CDはシーズン1のアルバム。

中学生の時、『ハイスクール・ミュージカル』のスクールカーストを打破するテーマに心底胸を打たれたし、とりわけ主演のヴァネッサ・ハジェンズに魅了された。今でも理想の女性像は彼女。

高校は『ハイスクール・ミュージカル』に憧れて国際高校へ進学。さらに夕方から放送している『ハンナ・モンタナ』を観るために授業のあとは遊ぶことなく急いで直帰。

このほかにも『キャンプ・ロック』や『ウェイバリー通りのウィザードたち』とか、全盛期のディズニーチャンネルドラマを見漁っていた。

2024年、ディズニーチャンネルが開局20周年を迎えた。それを記念したイベント「マジカル・ワールド・オブ・ディズニー・チャンネル」が開催。ハンナ・モンタナにオマージュを捧げたファッションに身を包んで、イベントを全力で楽しんできた🎸

ハンナといえばもちろんスパンコール。全面にピンクのスパンコールがあしらわれたノースリーブは、歩くだけでミラーボール状態。イベントスタッフのお兄さんに「キマってますね!それ手作りですか?」と質問されるほどの主役級トップスは、古着屋flamongoによるオリジナルブランドのアイテム。バングルは、シーズン3あたりでハンナがよく身につけているのを見て真似た。ハンナになるにはtoo muchくらいがちょうど良いので、バッグはレオパードに、ネックレスは2連パールとハートモチーフを重ね付け。デニムはもちろんブルージーンズで。

リモコン型のマジックワンド、おもしろすぎ

これを機にディズニーチャンネルドラマの音楽を聴き直して、改めて好きだと思う曲ばかり。この熱が冷めないうちに、おすすめ楽曲をリストアップしておこう。


🎙️Hannah Montana

・Just Like You(Miley Cyrus)

名曲だらけでどれをピックアップするべきか迷うシーズン1のアルバムからは、なかでもたくさん聴いてきたこちらを。Cメロ最後の「Who I am〜⤴︎」の歌い方が好きすぎる。

・Rock Star(Miley Cyrus)

ハンナになりたい時や心にDIVAを召喚したい時に聴く一曲。この記事のタイトルはここから抜粋。アヴリル・ラヴィーンとか好きな人たちは、間違いなくこの曲にもハマる。ド王道のポップロックはライブバージョンで聴くのがベスト。

・Spotlight(Miley Cyrus)

明るい曲調が多いディズニーチャンネルではおそらく珍しいマイナースケールで、華やかな表舞台の裏側が透けてみえる感じがして良い。Cメロのギターカッティングがおしゃれ。

・The Cilmb(Miley Cyrus)

もはや言うまでもない、主題歌「The Best of Both Worlds」に並んで代表曲となった気がするこちらは、歳を重ねるほど味わい深くなる名曲。人気者だからこそ苦労してきたマイリーが歌い上げる人生系の歌、説得力がありすぎる。


🏀High School Musical

・Start of Something New(Drew Seeley / Vanessa Hudgens)

ヴァネッサ・ハジェンズの歌唱力の高さに世界中が刮目したであろう、社会現象を巻き起こした『ハイスクール・ミュージカル』の幕開けを告げる華々しい一曲。

・You Are the Music in Me (all cast)

ピアノのシンプルな伴奏で始まるこの曲は、次第にコーラスやバンドなど音が増えていき、バラードながら大盛り上がりで迎えるラストの多幸感に何度聴いてもうっとりする。

・Now Or Never(Zac Efron)

10-FEETの「第ゼロ感」が世に出るまでは、きっとバスケの試合を盛り上げる曲といえばこちらだったはず。ザックの歌声はもちろん、チアリーダーの応援やホイッスルの音がアツい。



🎸Camp Rock

・We Rock(all cast)

デミ・ロバートとジョナス・ブラザーズがW主演しているという、いま振り返っても豪華すぎる『キャンプ・ロック』。ディズニーチャンネルイベントで次やるべきは、We Rockをファン全員で歌い踊ること。

・This is Our Song (all cast)

私がただのバラード好きな可能性は多いにあるが、この曲に関しては『キャンプ・ロック2』の“あのシーンで歌われた曲”ということに良さが詰まっている。盛大なネタバレなので黙ります。



🏝️Teen Beach Movie

・Meant to Be(all cast)

“映画の世界”の住人が歌うとびきり甘い歌詞が魅力のこの曲は、暖色ライトが美しい映像もあわせて見てほしい。

好きすぎてディズニーランドで仮装した経験もあり…

・Best Summer Ever(all cast)

この曲を聴けば強制的に夏を迎えることができる、爆アゲチューン。



🕶️Starstruck

・Starstruck(Sterling Knight)

他作品に比べて正直知名度はいまひとつだった気がするこの作品にも、ちゃんと良い曲はある。主演のスターリング・ナイト、名前からしてカッコよすぎる。



🎹Austin & Ally

・Heard It On the Radio(Ross Lynch)

『オースティン&アリー』はほとんど観てなかったけど、高校生の時にこの曲だけはすごく好きでずっと聴いていた。ディズニーチャンネルドラマ×夏の組み合わせでハズレ曲がない。



🍎Descendants

・Ways to Be Wicked(all cast)

悪役が主役の物語は、下手すると厨二病全開になりうるなかで、素直に彼らの強さ(かっこよさ)を押し出した一曲だと思っている。



🧟Zombies

・Someday(Meg Donnelly / Milo Manheim)

マイノリティをエンパワメントする曲としても素晴らしい。このシーンの映像も、小道具を次から次へと異なる物に見立てていく創意工夫に驚くはず。


番外編

ディズニーチャンネル出身かつ個人名義で出してる曲のオススメを最後にリストアップ。

・Shout It(Mitchel Musso)

『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』ではスターであるマイリーの親友役(情けなくも優しくて愛らしいキャラクター)だったミッチェル・ムッソ、普通にマイリーと張り合えるくらい歌上手い。とにかく声が好き。


・Summer Baby(Jonas Brothers)

一度解散したものの再結成してくれてありがとう、ジョナス・ブラザーズ。彼らの最新アルバム(2023年リリース)は、ティーン時代に比べてずいぶんバンドとしての完成度が上がっていて、もうすっかり「ディズニー・チャンネル・スター」の域を越えたのだなと思わせられる。ワイルド男性のファルセットからしか得られない栄養素はここで堪能して。


・II Most Wanted(Beyonce / Miley Cyrus)

2024年に「Flowers」でグラミー賞に輝き、名実ともにスーパースターとなったマイリー・サイラス。ビヨンセの最新アルバム(同年リリース)にてフィーチャリングしたこの曲は、カントリーソング育ちのマイリーの良さが最大限発揮。マイリーの低音ボイスってなんだか涙を誘うんだよなぁ……。


マイリーグラミー受賞時の、うまみゃん/辰巳JUNKさんのX投稿を引用して、このリストアップを締めさせていただきます↓

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