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「小さくて可愛い」は実はうれしくない話

言われてうれしい言葉と、嫌な言葉。皆さんはありますか?

わたしは「小さくて可愛い」が昔から全然うれしくない。かけてくれた人は、褒めてくれているかもしれないけど、皮肉混じりの悪口に聞こえることさえあります。


小さいときからずっと“背が低い自分”が嫌だった

わたしは生まれてからずっと背が低く、背の順は1番前しか経験したことがありません。

「いつ成長期が来るんだろう?」と、みんなの成長痛エピソードを聞きながら期待していたけど、大人になってしまいました。26歳・147センチです。

・小中高と常に身長についていじられる
・スポーツでは基本的に不利
・アルバイト先では高いものが取れずに迷惑をかける
・低身長が原因で「恋愛対象として見れない」と言われたことがある

そんな経験があるので、低身長であることにコンプレックスを抱いています。

褒め言葉でも人によっては“ネガティブワード”になる

「言われてうれしい言葉と、嫌な言葉」について、フリーランス友達のえるもちゃんと一緒に現在旅をしながら、各地で出会う人に聞いています。

昔から真面目だねって言われるけど、つまらない人言われてるように感じるので、真面目はうれしくなくて…面白いがうれしいんですよね」

自分で抜けているって自覚しているけど、そんな自分を認めたくないから、しっかりしているがうれしい」

どうやら人から言われすぎると、一般的に見ると褒め言葉でも“ネガティブワード”になることがわかりました。

ある人は

「しっかりしているはプレッシャーに感じてしまって、仕事もたくさん入ってきそうだし、頼られてしまいそうだから嫌だ。マイペースだね、は結構うれしい」

「スタイルが良いと言ってもらえるけど、昔から太れない・華奢な自分がコンプレックスだからうれしくない。体型については触れてほしくない」

と言っていました。

自分が言われてうれしいからとかけていた言葉も、人にとっては傷つくこともある。気持ちの良い人間関係を築くには、その人にとっての好き・嫌いを知っておく必要があるかもしれないと思いました。

無意識になりたい自分を友達に投影していた

わたしの中で内面に対する言われてうれしい・嫌な言葉ももちろんありますが、外見へのコンプレックスが強いせいで、友達作りにも影響していることがわかりました。

わたしが仲良くなりたいと思った友達ってみんな背が高いんです。

童顔で実年齢よりも幼く見える顔もあまり好きではないから、仲良くなりたい子を無意識に選んでいるときは、自分と真反対の背が高くてクールビューティーな子に声をかけていることがあります。

わたしの大親友・おなぎ🥟

この話を知人にした時に「それ友達と比べて苦しくなかったの?」と言われました。

いや「友達×みほ」と呼ばれることがうれしかったし、「親友の友達はみほであること」が周りに伝わってほしいと思っていました。だから比べることはなくて、ニコイチで凸凹コンビとして、周りから認知されることで承認欲求を満たしていたんだと思います。

3分で変わらない外観については、わざわざ触れなくても良い

「3分で変わらない外見については、わざわざ触れなくても良い」

わたしが好きなインフルエンサーさんが言っていた言葉です。

3分で変わる外見は例えば、シャツのシワ、寝癖、メイクなどのいわゆる身だしなみ。3分で変わらない外見は身長や体型などを指します。

相手のことを思って指摘する外見と、皮肉混じりの言葉は受け取った相手はすぐにわかります。外見に対するいじりで面白いことは何もないなと。

言葉ってついつい反射的に発してしまうけど、まずは自分が「小さくてかわいいね」とシンプルに褒め言葉を伝えられる人になりたいです。


最後までご覧いただきありがとうございます!そんな考え方もあるんだと思ってもらえたら「スキ♡」をいただけるとうれしいです!

▼低身長コンプレックスや、自己肯定感に関する話は下記のnoteでも書いたのでぜひ読んでみてください✍️










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