4年間続けたライター。ストレングスを通して“向いていなかった”と知れてスッキリした話
大学生から4年間続けているライター。ライターキャリアのスタートは、大学時代のインターンで出された毎日ブログを書く課題からでした。
「泣きながら6時間かけるも1000字しか書けない→わたしだけ大量の赤字」というポンコツ振りを発揮しながらも、ライターになれた話はさておき、
そんなわたしでも、心の底からライティングがたのしいと思えるときもありましたし、息を吐くように文章が思いつくようにもりました。
でもずっと「自分はライターが向いていない」と思っていました。
「ライター向いていない」と確信できたのは、ストレングスファインダー(以下:ストレングス)を受けて、ストレングスコーチに詳しく見てもらったとき。
今日はそんなストレングスを通して自分の強みを深掘りして、周りとの違いを受け入れ「ライター向いていなかったと確信できた話」をポップに書いてみようと思います。
周りのライターさんが眩しかった
わたしの「ライター向いていないモヤモヤ」は、SNSでライターさんとの関係値を広げるほど、大きくなっていきました。周りのライターさんと自分が持っている感覚があまりに違いすぎたんです。
「心からたのしそうに、よろこんで、文章を書いている周りのライターさんが眩しかった」
「わたしはもともと書くことも・読むこともあまり好きではない」
「反対に周りのほとんどのライターさんは小さい頃から書くことも読むことも好きだったと聞く」
モヤモヤが言語化されたときには、すでに遅し。わたしはありがたくもライター3年目に差し掛かっていたため、何社ものクライアントさんとライターとして契約を結んでいました。
「自分より周りのライターさんの方がライター向いている」なんて軽率に口にすることができませんでした。
ストレングスを通して、ライター仲間と自分が全く異なることを確信
「ライターが向いていない事実」が決定的となったのは、今年の1月。わたしがコミュマネを務めるMarbleコミュニティで、ストレングスに関するイベントを主催したときでした。
イベントに向けてコミュニティメンバーの資質を集めてみると、コミュニティメンバーと自分の資質が大きく異なることが明らかに。
メンバーのみんなは共感性や個別化、親密性などの「人間関係構築能力」を上位資質に多く占めていました。
反対にわたしは人間関係構築能力を示す資質がほとんど下位層で、社交性やコミュニケーションなどの「影響力」の資質が多く表れていたんです。
また、イベントに登壇してくださった林さんからは下記の通り解説をいただきました。
おやおや?人間関係構築能力も内省もわたしは下位層やないか〜〜〜い!!!ライター向いてないのによく4年間書き続けられたな自分!
流石に笑えてきましたが、
・自分のモヤモヤがデータ上で明らかになり、客観的に「ライターが向いていないこと」を証明してもらえてうれしかった
・ライティングは他の人に任せようと思った
・自分はみんなと資質が異なるから、コミュマネ向いている理由に自信が持てた
と安心した自分もいました。
ライターは向いていないけど、書き続けたい
「ライターに向いていないとわかって良かった」
「これで思いっきりシフトチェンジできる!」
そう思いましたが、それでもわたしは書き続けたいと思いました。
自分のライターキャリアの原点である、大学生時代。書きたくないのにインターンの課題だから毎日ブログを書かないといけない→書けない→つらい→毎日泣きながら書くを3ヶ月続けていました。心の底から書くことが嫌でした。
それでもSNSで自分のブログをシェアしたとき、
こんな嬉しい言葉をもらったんです。「自分の拙い文章でも誰かの背中を押せるのであれば一生書き続けよう」。
そう決意した4年前の記憶がどうしても離れなくて、キャリアはコミュマネやマーケティングなどに移行していきますが、書く手は止めたくないと思っています。
得意なライティング領域も見つかった
ストレングスについての理解を深め、他の資質の特徴を見てみると、自分が得意なライティング領域も見えてきました。
何かを始めることが好きな「活発性」と、終わらせることが好きな「達成欲」の資質が上位にあるため、誰よりもスピーディーに物事を初めて、完結させることが得意です。
初めて→終わらせることに関して、職種やタスクは問わず、どんなことでもゲーム感覚で終わらせることができます。
あるクライアントさんから「みほの文章スキルはAIみたい!」と言っていただいたこともあります。たしかにスピード感を持って書くことは何よりもたのしいです。
編集後記
「自分もライター向いていないと思っていた」
「その話すごく共感するよ」
このnoteを出そうと周りの友人に話したときに、多数の共感の声をもらいました。
わたし自身は書いたことで消化できたし、同じように「ライター向いていないかもしれない」と悩んでいる方に届いたらうれしいなと思います。
人は一人ひとり違って当たり前。自分の強みを活かして自分らしく生きていくためにも、これからもコツコツ自己分析を行っていきたいと思います。