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#09高校情報科の授業で初めてPython(パイソン)というプログラミング言語に取り組む 第9回

今年初めて授業でPython(パイソン)というプログラミング言語に挑戦している。
 第9回は2次元リストを扱った。他のプログラミング言語では配列と呼ばれている。また進度の早い生徒は、線形探索と二分探索のプログラムに取り組んだ。
これからPython(パイソン)を学ぶ方の参考になれば幸いです。

学習内容

スライド5

スライド4

リストの中に、さらにリストが入った2次元リストとして、例に上がっていたのは、成績表のデータだ。〇〇表と名のついた表形式データは、だいたい2次元リストを使って表すことができるという。

生徒の様子

3択クイズのプログラム例が載っていて、角括弧[ ]、ダブルコーテーション" ",カンマ, などの対応に注意しながら、入力するよう指示をした。

時々、3択クイズが2択クイズになってしまったり、4択クイズになってしまった生徒がいて、自力でエラーメッセージを解消できなくて、私も一緒に考えていた。

クイズが好きな生徒が多く、積極的に取り組めていた。

線形探索と二分探索

日本文教出版の「情報の科学」の教科書を使っている。教科書には、配列を使った逐次探索と二分探索のフローチャートとJavaScriptと表計算マクロ言語のプログラムが載っている。

それを参考にPython3のプログラムの穴埋め問題を作り、進度の早い生徒に取り組んでもらった。

穴埋めができたプログラムを示します。

線形探索

二分探索

線形探索の4行目、二分探索の8行目の変数xに代入する値は、この例では15で探索失敗となるが、例えば10など探索成功になる場合も試すよう指示した。

教科書だけでは心配だったので、IPA情報処理推進機構の基本情報技術者試験の解説本『基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本』を参考にした。

開発環境

やっと、パソコン教室のパソコンにPythonのインストールを試みていただいたのだが、原因不明でうまくいかなかった。Google Chromeも正しく動作しなかった。

Firefoxは無事にインストールができた。

Paiza.ioを使う際に、ひらがな漢字など2バイト文字もスムーズに入力できるようになった。

さらに、Google Colaboratory も使えるようになった。動作確認をしながら授業に生かしていきたい。


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