#11高校情報科の授業で初めてPython(パイソン)というプログラミング言語に取り組む 第11回
2020年度、初めて授業でPython(パイソン)というプログラミング言語に挑戦している。
第11回は「グローバル変数」と「ローカル変数」を扱った。今回からPaiza.ioでなく、GoogleColaboratoryを使えるようになったので、正弦関数(サイン)のグラフなども描いてみた。
これからPython(パイソン)を学ぶ方の参考になれば幸いです。
学習内容
関数の中で変数を利用する場合、変数は「グローバル変数」か「ローカル変数」のどちらかになる。「グローバル変数」というのは、関数外で定義された変数で、関数の枠を超えて利用できる変数だ。一方「ローカル変数」というのは、関数の中でだけ利用できる変数で、いわば変数を使い捨ての用に利用できる。「グローバル変数」と「ローカル変数」の違いは、変数の有効範囲の違いである。
サンプルプログラムで動作を確認した後、郵便番号APIを使って住所を調べるプログラムを作った。
また正弦関数(サイン)のグラフを描くプログラムを作った後、棒グラフ、折れ線グラフも作った。
提出方法は、GoogleClassroomへColaboratoryのファイルipynb形式のまま出すこととした。
生徒の様子
はじめてGoogleColaboratoryを使えることになって、嬉しそうだった。Paiza.ioより本格的な感じがするという。
Paiza.ioとの相違点で気になるのは、フォントの種類だ。
アルファベットの小文字のlと数字の1、アルファベットの小文字のo大文字のOと数字の0が見分けにくいが、慣れていくしかない。
郵便番号から住所を検索するプログラミングで、最初に学校所在地の郵便番号を入力させた。次に自宅の郵便番号で試すよう声をかけたが、数人は「知らない、忘れた」と言う。年賀状も出さないし、郵便物を出すこともないようだ。
GoogleColaboratoryの設定でコーギーモードなどを選ぶと、画面にアニメーションが表示される。「楽しい♪」と好評だった。
テキスト
https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=87236
マイナビ出版の『ゼロからやさしくはじめるPython入門 基本からスタートして、ゲームづくり、機械学習まで楽しく学ぼう!』に沿って学んでいる。
なお、「Webから天気情報を取得しよう」で紹介されている、livedoor Weather Hacks は2020年7月31日で終了したようです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?