なぜ、ユニクロのセルフレジはカゴに複数の商品が入ったまま、合計金額が分かるのだろう?
朝晩涼しくなってきたので、秋用の服をユニクロで買った。
4点の商品をまとめてカゴに入れたまま、セルフレジの指定された場所に置くと、パッと一瞬で合計金額が表示される。
たくさんの商品を買う場合もすぐに会計を済ませることができて、とっても便利だ。
私の経験では、レジの待ち行列がなくなったように感じる。
どういう仕組みになっているのだろう?
商品のタグをよく見るとRFIDと書かれてある。
RFIDとはRadio Frequency Identificationの略称で、日本語では「近距離無線通信を用いた自動認識技術」と訳される。
RFIDは「タグ」と「読み取り装置」の間で電波の一種である電磁波を交信させて、情報を読み取ったり情報を書き換えたりするシステムだ。
電磁波で複数個のタグを一気にスキャンすることができるのだ。
RFIDタグを透かして見てみよう
RFIDタグを透かして見てみると、不思議な形が見える。
青くなぞった部分が、メモリが内蔵された記憶媒体だ。
記憶媒体には、商品の名前や金額などの情報が書き込まれている。
さらに、レジを通過したかどうかの情報も書き込まれ、万引き防止にも役立っているそうだ。
RFIDは、物流倉庫でも役立っている
物流倉庫では、ほぼ無人で出荷検品作業がなされている。
働き方が大きく変わった。
手軽な価格で高性能な衣類を販売できる理由の一つだろう。
プログラミングはこれからの社会に求められている
今後、他の会社、他の産業にもRFIDの技術が広がっていくと思われる。
RFIDは目で見ても何が書かれているのか分からない。
RFIDのデータを読み取ったり、RFIDにデータを書き込んだりする機械、RFIDのデータを処理するプログラムが必要になる。
自動倉庫を制御するコンピュータのプログラムを組む仕事や、新しい機能を加えることになったらプログラムを改造する仕事、機械を監視する仕事、機械をメンテナンスする仕事、機械のトラブルに対応する仕事などの需要が増すだろう。
働く人は、従来の仕事から新しい仕事に変わらざるを得なくなるかもしれない。
プログラミングのスキルはこれからの時代に求められていると感じる。
小学生や中高生達が、プログラミングに興味を持てるよう、そして達成感を味わえるようにサポートしたい。
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