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今ある言葉で表現しきれない関係

#毎日note で一緒に書いているまぁちゃんには、妹がいる。最初は友達だったけれど、一緒に住むようになって「妹のような存在」になったそうだ。話を聞いていると本当に姉妹のようだし、まぁちゃんもそう呼ぶから、2人は「姉妹」なのだと思って話を聞いている。

「友達」と呼ぶにはちょっと当てはまらない関係って、実はかなりあると思う。友達とも、親友とも違う。相手の人生を一緒に歩いているような関係だったりとか、先輩・後輩とまではいかないけれど、友達とも違う緊張感がある関係とか。自分の中にある「友達」基準からずれた人を説明する時、呼び名に困る時がしばしばある。

まぁちゃんの「妹」発言も、理解するまでに時間がかかった。私の「妹」定義は、「同じ親をもつ年下の女の子」だからだ。けれど「同じ親」というのもまた難しい。戸籍上が親なら血は繋がってなくても良いの? や、血は繋がってても親が違うと妹じゃないの? など。昨日のnoteにも書いたみたいに、言葉が曖昧である以上、判断基準も、感じ方も人それぞれ変わってしまう。何をもって「妹」と言えば良いのかわならない。もしかしたらまぁちゃんと彼女には、「友達」、「妹」では表せない、もっと繊細でまだ言葉が誕生していない関係性があるのかもしれない。今は妹が一番合っているから、それを使っているとも考えられる。

関係性に言葉がないと、それは存在していないように感じてしまう。何と言えばいいかわからない、というのは(個人的には違うが)一般的には重大問題だ。

よくわからないものは怖い。うまく説明できないものは無いものとして考えてしまう。

もう、なんでも良いからそこに名前をつけてしまえば、堂々と言えるのになぁ。

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毎日数人でお題を決め、noteを書いてます。ハッシュタグは #毎日note
大テーマ#曖昧さ
テーマ#関係

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