強みよりもまずは自分の好き嫌いを知る
ここ最近は自分の「向いていること」が気になって、けれど考えはいつもネガティブに走ってしまって、ぐるぐる同じような考えをさまよっていた。
そんな不健康な考えを巡らせながら迎えた本日。サクちゃんの #夢組叶え組 の会に参加した。
会の中でサクちゃんが話してくれた、次のようなことが特に印象に残った。
・やりたいことがあってそれをやり遂げた時、実は全然やりたい事じゃなかったという時もある。やりたいことがなくてやった時も同じ。”どっちにしろ結果は同じ”という時もあるもの。
・やりたいことがあってもなくても目の前のことを一生懸命やっていると、何か知らないけどこれでテンションあがるとか、ありがたがられるといった行動が出てくる。放っておいたらずっとそちらへ進んでしまうイメージ。
・一生懸命やりながら、これはいいけどこれは嫌だを常に切り分けていく。それをやり続けていくと、やりたいことはずっとアップデートされていく。“常に変わらない”というものではない。
話を聞いているうちに、「これが向いてる、あれが向いていない」の区別よりも、「これは好きでずっとやれる、あれは嫌いだから絶対やれない」の判断をつけていくことが、自分が生きやすいように生きるために必要なことなのかもしれないと思った。そしてそれが向き・不向きにつながってもくるのだろう。
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欧米へ行けばジャパニーズが個性になるけれど、ジャパニーズ同士でそれは個性にならない。人はそれぞれ違うのと同時に、絶対的に人と全く違うところもないのだと思う。どこを見るかでその人の特徴も、個性も、強みも全部変わってくるものだ。
だから「個性をもつ」「人と違う強みをみつける」のような相対的なことよりも、自分が何をすると楽しくて、なにをしている時が辛いのかをしっかり知っておくことが大事なんだろうなと思う。楽しいことはずっとしていられるし、ずっとしていられる分ちょっとよくできたりするものだ。
キラリと光る個性を探したり、自分に向いていることを見つけることも必要な時はあるけれど、考えても答えが出ないなら、考え続けるのは健康的でないような気がする。まずは自分の喜ぶこと、悲しむこと、好きなこと嫌いなことを、しっかり知ることが先なんだろうなと思う。
夢組叶え組の話、人間の一番根本で、大事なところをシンプルに教えてくれる素敵な話でした。
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