自走するには、どっぷり依存するところから
スマホの充電のように、物事にはパラメーターがあって、それがMAXまで満たされると自走できるようになる。
小さい頃にたっぷりの愛情をもらっていた子どもは、大人になって「一人でいる」ことが苦にならないという話を聞いた。逆に、十分な愛情をもらえていなかった子どもは、孤独が怖かったり、パートナーに依存してしまったりする。
依存も同じ原理が働く。親にたっぷり依存した経験があると、次第に一人で立てるようになる。師弟関係だって、だれかについてみっちり教えてもらえば、その後自分の型で進めるようになる。
1人で出来るようになること、自立できるようになるためには、反対の「どっぷり浸かること」を経験して初めて出来るようになることなのだろう。
1つ集中してやりきってみる。おもいっきり誰かを愛してみる。愛されてみる。そんな経験が、自分を解放させる重要な鍵になるのだと思う。
「お湯につかれば脱衣所にいても暖かいんだけどなぁ」と、シャワーを止めて、凍えるたびにそんなことを思った。表面だけを温めても、止めれば途端に寒くなってしまうのです。
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