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「どう変わるか」を大切にしたい

物心ついた時からあった「平成」も残り1か月を切り、時代は次へ移ろうとしている。

インスタでずっと見てきた友人の子どもはいつの間にか卒園式を迎えていたし、久しぶりにあった男の子はぽっちゃりと中年太りの体系になっていた。当時はふさふさだった髪の毛がすっかりなくなってしまった先輩、あどけなさが消えて、美しさが増した後輩、気づけばみんなどこかしら変わっていて、私たちは流れる時間の中にいるのだと気づかされる。

見た目ももちろんだけれど、それ以上に気持ちの面でも変化は多い。職場や住む場所など環境を変えた時は、今まで居心地のよかったコミュニティがなんだか息苦しく思えてしまうことがあった。仲の良かった友達も、だんだん会話が合わなくなる。自分の興味あることと、相手が気になることが少しずつづれてきて、だんだんお互いの今にも未来にも興味をもたなくなると、昔話が増えたり、そして次第に会う回数が減ったりしてくるのだろう。

思い出話ができるのは楽しい。たとえ今に興味が無くても、一時期は一緒に楽しんだ相手だもの、多分またどこかで関係してくる日がくるかもしれない。ただ今は、お互い別のベクトルに変わっていってしまっただけなのだろう。

逆に、何年たっても変わらない人もいる。毎日話しても足りないし、その人の考えが自分の考えのようにも思えてくるし、お互い変わってないなと思えて来る。けれど2人は少しずつ、必ず変わっているはずだ。変わらないと思えるのは、お互いが同じように変わっているからなのかもなと思った。


生きていくことは変わっていくこと。変わらない毎日が続いているように見えても、何かは少しずつ変わっていて、それは避けられないことなのだと思う。変わらないことは難しいけれど、私たちが出来ることと言えば「どう変わっていくか」を考えること。そして、誰と一緒に変わっていくかを選ぶこと。自分が居心地の良い方へ、大切な人と一緒に変化していきたい。


去年の毎日note


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