夢中になっている人に夢中になる
今年に入ったくらいから小沢健二にメロメロになっている。ずいぶん遅咲きのファンだ。流行っていた時代には私はまだ幼かったし、「小沢健二」という名前は、小さい頃に読んでいた漫画『恋愛カタログ』に名前が出てきたから知っている位だった。
今年の初めにyoutubeで曲を聞き始めたらみるみるうちにハマり、当時の「笑っていいとも」に出ている動画を見て完全にやられてしまった。
この動画の何がそんなに良かったかというと、“ついつい楽しくなって歌い続けてしまった”ところだ。本当に音楽が好きなんだというのが伝わってくるし、楽しさに身を任せて歌っているところがたまらなく、可愛い! 顔も曲も大好きだけれど、それよりも「めちゃくちゃ楽しんで歌っている」ところにクラクラした。
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私は好きなものを語る人、好きなことに夢中な人にすごく魅力を感じるタイプだ。楽しそうな表情でこちらを見てくれると、それだけで嬉しくなる。たとえ夢中になっている対象のことを私が全然知らなくても、「そんなに人を惹きつけられるものなんだ」と興味がわいてくる。私が知らなければ知らないほど、新しい世界を教えてくれるのでワクワクする。
逆に、「やりたくない」とか、「嫌だ」とかをいつも言ってしまう人はどうも苦手だ。やりたくないことも嫌なことも人生にはたくさんある。あるけれど、わざわざ言わなくてよくない? と思ってしまうし、常にやりたくないなら何か別の方法考えるのはどうなの? と言ってしまう。一切言わないでほしいとは思っていないけれど、1週間のうち5日間言われ続けるのは聞いているこちらもつらいなぁと思う。「やりたくないけど、がんばらなきゃ」程度で良いので、前向き要素を1個でもプラスしてほしい。
知識をひけらかすでもなく、「これをやってる俺、カッコいい」でもなく、ただ単純に「楽しいんだよ!大好きなんだよ!」と言っている人。私にとって魅力的で、憧れで、夢中になってしまう人だ。自分もそうなれるように、毎日楽しんでやれたらなぁと思っている。
1997年のオザケンと恋がしたいです。
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大テーマ#異性
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