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あなたの頑張りが私を変えた

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小さい頃からずっと絵が好きだった。
大きくなったら絵の仕事につきたかった。
けれど進路を決める際、母に進路を反対される

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「絵なんて書いたって」

そう反対され続けた。

でも、私は誰かに背中を押して欲しかった

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この時、一度は諦めた。諦めたつもりでいた。でも心の奥底で
どこかきっと諦められなかった。

その後、やはり絵の道を諦めきれず、もう一度絵の学校に通ったりした。
路上で絵を売ったりもした。

でも、母になったことで今度こそ諦めた。つもりでいた。
だって、なりたかったお母さんの夢を叶えられたから。

お母さんは子供を育てるのは仕事
だから、もう夢を追うなんて忘れようって。。。

でも、ある出来事が私を目覚めさせる

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長男のスイミングスクールでの出来事。
練習中のリレーで長男のせいで長男のチームが負けてしまったということ。

そしてそのことに責任を感じて落ち込む長男。

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学年的にも一番下だった長男は自分が一番遅いことは理解していた。
その中で、自分なりに一生懸命泳いだんだと思う。

けれど、現実は厳しい。本人の中ではベストに近くても
他の子にはまだまだ及ばない。

長男が泳いでいるときに抜かれてしまったそう。

そして長男の目の前でコーチに

「長男と違う子を変えてほしい」と

同じチームの子に言われてしまった。

これはきつかったと思う。
私だったら辞めていただろうなって

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正直、悔しかった。長男がとても努力をしていたのは知っていたから。

努力よりも結果が優先になる
速さが重要になっていくクラスでは仕方がないとは思う。

けれど、、オリンピックなどでも誰かがミスしても
仲間が励ましてくれたりしていた姿しか知らなかった私

そんな青春のような素晴らしい出来事なんて早々ないんだって知った。
現実を知って、苦しくて心の置き場がなかった時、
ふと思い出した言葉

私が昔書いた絵手紙

そうだ、今はまだ長男のタイムは遅いかもしれない。
けれど来年の長男は誰にも分からない。

未来は誰にも分からないんだって

そう思ったら、長男の可能性はまだまだ無限大なんじゃないかって

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急にプラスに思えた。

そして自然と出た言葉たち。

この時は必死でなんでこんな言葉が出たのか
言ってる私も分からなかった。

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けれど、今ならわかる。この長男へ向けられた言葉は
昔の私に向けた言葉でもあったことに。

長男に気持ちを伝えながら

好きならそれが一番だということに


自分で言って気づく

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長男に伝えながら、昔の自分
そして今の私にも伝えていたんだと思う

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長男が必死に頑張る姿を見て
教えて貰った大切なこと。

確かにどんなことにも「才能」ってある程度必要なんだと思う
けれど、頑張るその先にある

好きっていう気持ちが
一番大切なんだってこと

誰かと比べたって
その誰かにはなれない

だからこそ、今日の自分と比べて
頑張っていきたいって私は思った

私も何度も諦めてきたつもりの絵を書くこと

今度こそ、自分が納得する形までやっていきたい

大切なことを教えてくれてありがとう*

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