その努力、裏切ります
「努力しているのに、なぜ結果が出ないんだろう？」
そんなふうに感じたこと、ありませんか？
私はいま、ゼロから中国語を学んでいます。
どうしたらうまく話せるようになるかなあ。
なんでうまくいかないんだろう。
試行錯誤の毎日です。
そんな日々の学習模様をnoteに綴って、早１か月。
私の中国語も、noteのレビュー数も、ちっとも思うように伸びません。
「こんなことをやっても、むだかなあ」
そんな不安が押し寄せてくる瞬間が何度もありました。
でもある日、イチロー選手の言葉に出会い、「これでいいんだ！」と思えるようになったんです。
いま小さなことを多く重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道
そうか、そうか。
小さなことを積み上げていけば、大きな成果が手に入るんだな。
と思ったら、大まちがい。
努力って、裏切るんですよ。
知ってました？
努力は裏切る
「努力は裏切る」と聞いて、「そんなばかな！」と戸惑いを感じた方もいるかもしれません。
普段、多くの人は、「努力は報われる」と信じて、学業や仕事、語学学習などにいそしんでいると思います。
その結果、「努力が報われた」と感じた瞬間はどれくらいあったでしょうか？
寸暇を惜しんで勉強したのに、不合格。
あれこれ頑張ったのに、営業目標未達。
何十年も勉強してなお、英語が話せないのはなぜですか。
どんなに頑張っても、思うようにいかないことがある。
それが現実。
そうですよね？
そう、努力は裏切るんです。
結果だけ求めない
「報われないなら、努力しても意味がないってこと？！」
そうではありません。
努力は「報われる」ことを前提にしちゃいけないってことなんです。
そもそも「努力」ってなんでしょう。
語学学習を例にとると、地味な発音練習をつづけるのも、単語を覚えては忘れ、また覚えるのも、音源にじっと耳をすまして必死に音をつかもうともがくのも、たどたどしく一生懸命に口を動かしてみるのも、全部「努力」です。
海外の友人と交流したい。
学んだ言語で仕事がしたい。
通訳者になって活躍したい。
そんな未来に向けて積み重ねる日々の実践が努力です。
そこには、報われるか報われないかという判断基準が存在しません。やったことの結果が、試験得点や仕事ぶりなどの目に見える形で表れるだけ。
では、なぜ「努力は報われる」なんて期待してしまうんでしょうか。
自分の心をのぞいてみて、ふと思い当たりました。
「これだけやったんだから」という気持ちに。
「報われなかった」と感じるのは、自分本位に結果を期待していたからなんですね。
ちょっと思い上がってました。
その努力は十分だったか。
正しい方法で努力していたか。
それがわかるのは、結果が出たあと。
努力の本質は、結果ではなく「プロセス」にあります。
プロセスが鬼大事
イチロー選手は、なぜ自分がヒットを打てたのか、きちんと説明できるそうです。
すごいですね。
どうしてそんなことができるんでしょう。
それはきっと、イチロー選手が結果を出すためのプロセスにこだわり、実践と検証を繰り返すことに自覚的だからにちがいありません。
目標を達成するために、どんな戦略でいこうか。
どのような実践を、どれくらい積み重ねようか。
実際にやってみて、思うとおりの結果が出たか。
出なかったならば、どう改良を加えていこうか。
そんなふうに一つ一つ実践と検証を繰り返していくことがなによりも大切なんですね。
私の中国語も、noteの投稿も、まだはじまったばかり。
うまく発音できなきゃ、練習方法を変えてみたり、noteを読んでもらうためにタイトルを工夫してみたり。
そんな小さな実践と検証、改良を繰り返す日々。
でも、それでよかったんです。
それこそが、「とんでもないところ」に行くただひとつの道なんですから。
おわりに
私ことミンホのnoteは、主に中国語の学習記録です。
英語は十数年勉強したのに上達しなかった苦い経験が。
「中国語はそうはなるものか！」と自戒を込めて、日々の実践を観察し、記録しはじめました。
まだほんの駆け出しですが、なんとなく結果だけ求めるんじゃなくて、結果が出るまでのプロセスにちゃんと自覚と責任をもとうと思います。
そのほうが再現性が生まれそうですしね。
自分の望むとおりに現実が変わっていくのは、きっと爽快にちがいありません。
とんでもなくワクワクする未来に向けて、小さなことから実践していきましょう。
検証と改良も忘れないで！
大事なのは結果よりプロセス！
私は今日も中国語とnoteで実践します。
あなたは今日、なにからはじめますか？
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