叱らないといけない場面での信頼構築
こんにちは
生徒指導コンサルタントのこっさんこと
腰 美穂(こし みほ)です。
今日は先生であれば誰もが悩むこの話を。
叱るって難しい。けど、叱らないといけない時もある。
できることなら生徒は叱りたくない。
でも教育の現場では叱らないといけない時が
どうしても、そしてたくさんあって
叱るのが苦手な先生は悩みの種だと思います。
そこで、叱らないといけない場面に
子ども達と信頼関係を構築できる方法を
ひとつご紹介します☝️
信頼関係構築を叶える最初のひとこと
普段はもちろんのこと
叱らないといけない場面では輪をかけて
有効な方法です。
それは
「どうしたん?」
から会話を始めること。
生徒たちは悪いことをしてしまった時
彼らなりに「やってもーた😫」って
思っていることが多いんですよね。
そんな時に頭から
「××して!ダメでしょ!」みたいに叱ると
彼らの心の中には
「だって…😔🥺😥🤥」という風に
言い訳が生まれてしまいます。
(この段階では思うだけかもしれません)
そしてもし、
彼らがこの言い訳を外に(口に)出したら
こちらは叱っている手前
「言い訳するな!!」と言わざるを得ず
更に叱ってしまう原因に…。
これは非常に残念!!!
なので、まず
「どうしたん??(何があったの?)」
といったような声をかけて
彼らの言い訳から聞いてあげましょう。
最初のひとことに成功した、その次は
「どうしたん?」から会話を始めて
子どもが経緯や心境を語ってくれたら
次の段階に進む頃合いです。
「なるほどね……」と
彼らが語る話や理由を聞いてから
次の2つのことを行います。
その①
「じゃあ、あなたはどうすれば良かったんかな??」
「もしもう一回、同じ場面になったらあなたはどうする?」
と、更に聞いてあげる。
こうすることで
彼らは彼らなりの改善策を考えられます。
その②
「理由は分かったよ。でも、それはダメなの。」
と、ルールを教えてあげる。
こうすると、叱っている様で
叱ってないみたいになるんです❣
彼らが反発してくる時と比べると
話(指導)の入り方が格段に変わります。
冒頭から叱るのはどんな時か
ここまでは叱る時も信頼関係を意識し、
その構築を前提に据える話をしました。
ただ、1つ覚えて置いてほしいのが
頭ごなしに叱ることも時には必要ということ。
具体的には
どこからどうみても絶対に叱らないといけない場面
(生死に関わることや危険なことなので
ほとんどないはずですが😅)
生徒自身もどう考えてもダメだ!って言う時です。
そういう時は、主張を聞かないで
先生は怒ってるで!!という顔で最初から叱る。
理由を聞いてしまうと
どうしても叱るのが難しくなるので
頭ごなしに叱ることをオススメします。
🌱🌱🌱🌱🌱
どちらの𠮟り方も「必要」で「有り」なのですが
やっぱり叱るのは難しいですよね😅
今まで使われたことのない方は
ぜひお試しください♪
こっさん(腰 美穂)
📚生徒指導のご相談をお受けしています📚
コンサル・カウンセリング、対談・講演登壇など
・1対1のご相談はこちら
・対談、講演のご依頼はこちら
※対談、公演(オンライン/オフライン)については
リンク先にあるSNSよりDMにてご連絡ください