![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155726461/rectangle_large_type_2_4b99a236f1074a6c2f75c48ea5994734.png?width=1200)
「信じる」ということ
長女を学校へ送り出し、次女を保育園に送って帰宅後、自分の水筒に飲み物を入れている時に気づきました。
長女に水筒を渡し忘れていることを。
青ざめました。
その時頭はフル回転。
学校に電話して、今すぐ持っていこうと思いました。
読んでいる方の中には「水筒を忘れたくらいでそんなに気にする?」と思われる方が多数ではないでしょうか。
私も他人事だったらそう思っていると思います。
HSC長女は『いつも通り』でないことが起こるとパニックになるのです。
『いつも通り』の朝の支度
『いつも通り』の登校班~学校までの流れ
『いつも通り』のママと次女とのバイバイ
特に朝の流れが崩れると、高確率でメンタルが落ちた状態で学校に行くことになります。
崩れる原因の中には、夫がかけた何気ない一言→本人はいつも通りやっているのに言葉をかけられる。「早くしなよ」や急かす言葉は禁句。
HSCのお子さんの中には、同じように朝リズムが崩れると1日ダメになってしまう子がけっこうな割合でいるんじゃないかと、勝手に思っています。
そこで、長女の水筒にお茶を入れながらふと思い出したんです。
長女がまだ1年生だった時に、支援級の先生に言われた一言。
「忘れ物をしたからって、本人が困るからと思って、すぐに持ってこないでね。1日くらい持ってこなくてもなんとかなるから。忘れたことで本人はどうしたらいいかを自分で考えます。帰ってから忘れた時どうするかを一緒に考えてあげてください」と。
この言葉を思い出して、私は水筒を持っていくことを止めました。
ものすごく怒りながら帰ってくる姿が想像できました。
でも、私は長女を信じることに決めました。
ドキドキしながら帰宅を待ちました。
顔を負わせた時、長女の顔は笑顔で、私はすぐ水筒の件を謝りました。
「水筒忘れちゃってごめんね」と言ったら「水道の水飲んだよ」と笑う長女。
水筒がない→じゃあどうする?→水道の水を飲む
考えたら当たり前のことなのですが、長女がそうやって自分で考えて、その行動を起こしたこと、そして水筒を忘れたことに縛られることなく笑顔で帰宅したこと。
その姿を見て、成長を感じたと共に、この子はもう大丈夫だと思いました。
その後、水筒に限らず物を忘れることがあるということ、その時どうするかを一緒に考えました。
私が思っている以上に、長女は成長しているし、臨機応変に対応できるようになってきている(急な予定変更が苦手だったため)
すごいことだな思うんです。
子供を信じるって、できているようでできていないと思いませんか?
私は親自身が自分のことを信じていないと、子供のことも信じることができないと思っています。
だって自分のことを信じることができないと、人のことも信用できませんよね。
それは我が子にも同じだと思うんです。
私なら大丈夫、我が子なら大丈夫。
そう思えるようになると、子育てがグンと楽になると思うのです(^^)
いいなと思ったら応援しよう!
![みほ🌼保育士ママのHSC子育て](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154608762/profile_2715eac38769efa0bd75129c0a30adcf.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)