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「信じる」ということ

長女を学校へ送り出し、次女を保育園に送って帰宅後、自分の水筒に飲み物を入れている時に気づきました。

長女に水筒を渡し忘れていることを。

青ざめました。

その時頭はフル回転。
学校に電話して、今すぐ持っていこうと思いました。

読んでいる方の中には「水筒を忘れたくらいでそんなに気にする?」と思われる方が多数ではないでしょうか。
私も他人事だったらそう思っていると思います。

HSC長女は『いつも通り』でないことが起こるとパニックになるのです。

『いつも通り』の朝の支度
『いつも通り』の登校班~学校までの流れ
『いつも通り』のママと次女とのバイバイ

特に朝の流れが崩れると、高確率でメンタルが落ちた状態で学校に行くことになります。

崩れる原因の中には、夫がかけた何気ない一言→本人はいつも通りやっているのに言葉をかけられる。「早くしなよ」や急かす言葉は禁句。

HSCのお子さんの中には、同じように朝リズムが崩れると1日ダメになってしまう子がけっこうな割合でいるんじゃないかと、勝手に思っています。

そこで、長女の水筒にお茶を入れながらふと思い出したんです。

長女がまだ1年生だった時に、支援級の先生に言われた一言。

「忘れ物をしたからって、本人が困るからと思って、すぐに持ってこないでね。1日くらい持ってこなくてもなんとかなるから。忘れたことで本人はどうしたらいいかを自分で考えます。帰ってから忘れた時どうするかを一緒に考えてあげてください」と。

この言葉を思い出して、私は水筒を持っていくことを止めました。

ものすごく怒りながら帰ってくる姿が想像できました。

でも、私は長女を信じることに決めました。

ドキドキしながら帰宅を待ちました。

顔を負わせた時、長女の顔は笑顔で、私はすぐ水筒の件を謝りました。

「水筒忘れちゃってごめんね」と言ったら「水道の水飲んだよ」と笑う長女。

水筒がない→じゃあどうする?→水道の水を飲む

考えたら当たり前のことなのですが、長女がそうやって自分で考えて、その行動を起こしたこと、そして水筒を忘れたことに縛られることなく笑顔で帰宅したこと。
その姿を見て、成長を感じたと共に、この子はもう大丈夫だと思いました。

その後、水筒に限らず物を忘れることがあるということ、その時どうするかを一緒に考えました。

私が思っている以上に、長女は成長しているし、臨機応変に対応できるようになってきている(急な予定変更が苦手だったため)
すごいことだな思うんです。

子供を信じるって、できているようでできていないと思いませんか?

私は親自身が自分のことを信じていないと、子供のことも信じることができないと思っています。

だって自分のことを信じることができないと、人のことも信用できませんよね。

それは我が子にも同じだと思うんです。

私なら大丈夫、我が子なら大丈夫。
そう思えるようになると、子育てがグンと楽になると思うのです(^^)










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みほ🌼保育士ママのHSC子育て
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