羨ましいと言う感情との付き合い方について

人と自分を比べるつもりがなくても、何かの拍子にふと「羨ましいな。」と思ってしまうことがある。

例えば私の場合、家庭環境であったり容姿であったり・・・。


羨ましいという感情には、克服できそうなものとそうでないものがあり、羨んでもどうしようもないこともある。

前者の場合は、私もあぁなりたい、と自分のモチベーションをあげて、それが目標になったりもする。

ストイックな自分になって努力すれば到達できることもあるかもしれない。

羨ましさといえば一見マイナスのイメージもよぎるけれど、そんな時の羨ましさは、それほど悪いものではない。自分の向上心を高めてくれるからだ。


けれど、努力で克服できないものは厄介だ。その羨ましさは、ややもすると妬みや満たされない自分への悲しみというあまり抱えたくない感情に振り回される。


私はそんな時、少し考え方を変えてみる。妬みではなく、憧れに変えるのだ。

自分にはないもの。努力ではどうにもならないもの。それを憧れに変えた瞬間、羨ましさはポジティブな感情に生まれ変わる。

そしてその羨んだ対象の人、自分にないものを持ってる憧れの人の幸せを温かい感情で見ることができる。

人の幸せやいいところをプラスの視点で眺めることが出来たら幸せだ。


そもそも人と自分とは全く違う人間で、違う景色を見て生きているのだから、人と自分との分離を「羨ましい」と思うたびに繰り返していけばいい。

そうすれば、なんと自分の人生は、明るく楽しいものになることか。


私は最近、そんなことがあって、どうにもその羨ましさ、自分にないものに少し気落ちすることがあって葛藤しているけれど、これからは私自身が輝くためにそんな感情は憧れに変えてしまいたい。


ちなみに私は以前から、羨ましいと言われることが割とあって、あまりそう言われるのは好みではない。もしかしたら他の人も羨ましいが褒め言葉ではないかもしれないし、その言葉の影に並々ならぬ努力や苦労があるのかもしれない。

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