思いの重さ、生命の重さはどれくらい？
前回の記事、
「体が先で、そこに生命が宿る」で、
私達の体に、後から命が吹き込まれる
という事を世界で最初に証明した
川田博士のお話をご紹介しました。
この川田博士、何がすごいって、
その後、思いや生命の重さまでも
測定しちゃったんです！
体も生命がなければ、ただの物質。
物質に、エネルギーが宿り、
「生命」となる。となれば、
『エネルギーは質量と等価である』
というアインシュタインの理論で
生命の重さを測定できると仮定し、
実際にマウスで実験します。
すると、マウスは、亡くなると
体重が千分の1から1万分の1くらい
減る事が分かった！
物にも命がある。その心は「役割」
川田博士の探究心は
まだまだ続きます。
次に、物はどうだろう？と、
物でも実験してみたのです。
最初から「そんな訳ない！！」
と、可能性を否定しない
姿勢が素敵ですよね。
選んだ物の1つは精巧な時計。
普通で考えれば、時計（商品）と、
それをバラバラに分解した部品の
総量は同じはずですよね？
それなのに、実験結果は
なんとマウスと同じ1万分の1、
部品の方の総量が減っていた！
すごいですよね〜！
川田博士は、この減った分を
「機能エネルギー」と呼んだそうです。
物に役割（機能）が加わった時に
文字通り「命が吹き込まれる」。
そのエネルギーが、その重さだと。
部品を集めただけの状態では、
まだ「商品」になっていないので、
言ってみれば、役割がない。
その部品を集めて、組み立てて
「商品」にすると、そこに
エネルギー（命）が吹き込まれ、
誰かの役に立つ事ができる
「役割」が生まれる。
もちろん、
こんな商品があったら良いな、
便利だなと想像して形にした
開発した人達の思いや、
沢山の人に商品を届けたい！
社名に恥じない誇れる製品を作ろう！
などの、作り手の思いも吹き込まれる。
そう思うと、大量生産で
最初から長く使われる事を
意図していないで作られる
所謂 ”消耗品”よりも、
１つ１つ丁寧に時間をかけて、
大切に作られた物の方が
価値があるというのは、
ただ単に、会社側のコストの違い
だけではないんですね。
質の良い物や、
好きなブランドの物や
奮発して買った物を身につけると
嬉しくなる、ワクワクする
なんていうのも、ただ単に
自分が気に入っている、
値段が高いという
単純な理由だけでなく、
その商品やブランドに対する
作り手のプライドや愛情という
エネルギー（波動）を
感じるからなのかもしれない。
となると、こういう事も言えますよね。
同じ商品（類似品）でも
好みが別れたりするのは、
単にブランドや
ネーミングの違いというより、
その商品に吹き込まれた
エネルギー（波動）が、
自分に合うか合わない
という事で起きる事なのかも？
ちょうど少し前に、思っていたんです。
好きなピアノの曲を聴きたいと
Youtubeで検索していたら、
色々な奏者の動画が出てきたので、
上から順に聴き始めたんですが、
好きな曲でも、弾き方や音が、
なんかしっくりこず、聴き入れない。
なかなか「これ！」という弾き手に
出会えず、サーチを繰り返したんです。
なんかしっくりこないなと。
これも、弾き手の技術の問題とか、
良いとか悪いとかでもない。
その人の出すエネルギーが、
その人が織りなす音の波動が、
その時、私の求めていた波動と
合わなかっただけだったんだなと。
人間だけに与えられた特権。
マウスの役割（命）を終えた時に
失う体重と、時計などの商品が
バラバラになって、その役割を
果たせなくなった状態で
失う総量が同じ重さ。
そう思うと、不思議ですね。
「役割」がある＝「生命」
であるならば、こうして生きて
生かされている私たちにも
この世で何か役割があるっていう事。
もっと言えば、
あなたが、今現在、
こうして生きている事が、
既に何かの役割を帯びていて、
意識するしないに関わらず、
誰かの、何かの役に立てている
存在であるのだと思う。
だから、自分を丸ごと認めてあげて、
愛してあげて良いんですよね。
そして、それができたら、
今度は、あなたに何ができるか、
何がしたいのかを考えてみる。
だって、今ある役割以外の
「役割」を生み出せるのは人間だけ。
人間には「想像力」があるから。
時計が、コップになりたいって
思えないじゃないですか（笑）
あなたの役割を、もっともっと
生み出して、もっともっと誰かの、
何かの、役に立つ事もできるし、
もっともっと誰かにとって
必要な人になる事もできる。
こうなったら良いな、
ああなったら良いな、
自由に自由に想像して、
「叶える！」と決意する。
そうすると、あなたの環境が、
時に、物や植物や動物までもが、
あなたの思いに共鳴して
あなたの願いを叶える為に
協力してくれるはずです！