今こそ、主婦(主夫)だって、夢を見よう!
去年の春、モロッコへ行ったんです。
パスポートコントロールで、仕事は?って聞かれたので、「主婦です」と答えると、係の男性が軽蔑したように鼻で笑って「主婦は仕事じゃないけどね」って言ったんです。
私、思わず、「えっ、主婦って大変な仕事なのよ。子供が小さい時は24時間稼働だし、休みはないし、お給料なくても毎日働いてるし」と、つい言い返しちゃったんです(笑)
多分、そんな事言い返すアジア人女性、今までいなかったんでしょうね(笑)
驚いた様子で苦笑しながら、面倒臭そうにスタンプ押してくれました。
(→押してくれて良かった!いやホントに)
一緒に旅行していたアメリカ人の友達が、「あの人、意地悪そうだったけど、何話してたの?」って聞くので説明したら、彼女も「信じられない!」って憤慨してました(笑)
主婦(主夫)って、本当に、なかなか認めてもらえない仕事ですよね。
もちろん、「3食昼寝付き」、なんて形容されたりもするし、確かに、時には夫には言えないような豪華なランチを、アルコール付きでしたりもしますよ(笑)
手抜きしようと思えば手抜きできるけど、やろうと思えばエンドレスで、時間問わず仕事があるし、お給料に換算したら月に30万位?とか言われていますよね。
だから、企業で働いているからすごくて、主婦(主夫)だからダメという概念は、やっぱりおかしい。お母さんだって、頑張っているんです。
特に子供が小さい時は、トイレだってシャワーだって、ゆっくりできない時期があるし、四六時中ママ!ママ!と、何かにつけて呼ばれ、もう「ママって呼ばないで〜!」ってなった事、ありませんか?
私も一度、「もう、ちょっとマミーマミーって何でもかんでも呼ばないで」って言った事があるんです。そしたら息子が、「じゃぁMIHOって呼んで良い?」って聞いてきて、ずっこけました(笑)
お母さんは、子供達に呼ばれたら、やってる事を中断せざるを得ませんよね。
そして子供を優先する。家事を優先する。
私も、朝入れたコーヒーが、あれもこれもと雑事に追われ、気が付いたら、そのまま夕方まで飲まずに置いてある事、しょっちゅうでしたよ。
だから、一説によると、いつもやり始めた事が中断されるので、脳が「やり終えた」と言う満足感を得られない。この脳の不完全燃焼が長く続くと、相当お母さんのストレスになるとか。
ものすご〜く納得です。
家族の為に無休&無給で働けるあなたは、もうそれだけで素晴らしい!
数年前にYoutubeで、ある動画が上がりました。
ある仮の企業の採用に応募してきた色々な国籍、年齢、性別の人に面接しているんですが、
「この仕事は、重要な仕事で、簡単じゃなくて、忍耐力と体力が必要です。
休憩時間はなく、基本的に週7日、1日24時間の仕事です。」
それって合法なの?と聞く人もいます。
「食事は基本的に、他の人が食べ終わってから。時として徹夜もあります。
休暇はなく、サンクスギビングやクリスマスなどの祝祭日は、もっと忙しくなります。」
「非人道的だ」「クレジー」と、段々、面接を受けている人たちの顔が怪訝そうになってきます。
極め付けは、報酬は?の問いに、「ゼロ、完全に無給です。」
すると、ふざけるな!って、憤慨する人まで出てきます。
「でも、実際にこの仕事についている人が、世界に何億人っているんですよ」
えっ、誰?そんな非人道的な重労働している人?どこに?
「お母さんです」
もう、涙腺崩壊〜〜〜!!!
お母さんって、すごい!その通り!
(母の日に、お母さんに感謝しようと言う動画のようで、今も観れます!)
だから、もしあなたがお母さんであるなら、もっと、自信持ちましょう!
だって、毎日、無給だって、家族の為に、頑張ってるじゃないですか。
主婦(主夫)だって、夢見たって、願ったって、良いじゃないですか!
あなたは、もっともっと貪欲になるべき!
思って叶うのは、あなたが何をしているかとか、関係ないんです。
年齢も職業も、経験も知識も、人脈も学歴も、全く関係ないんです。
お母さんっていう仕事を、毎日こなせているあなただから、
自分以外の人に、時に自分を犠牲にしても、愛情を与え続けられる、優しく強いあなたなんだから、もう十分に、報われる資格100点満点なんですよ。
もちろん、家族の為に、働いてくれているお父さんだって、同じです!
仕事に行きたくない日も、暑くたって、寒くたって、雨の日も風の日も、会社で嫌な事があったって、家族の為に毎日働いてくれるお父さんだって、すごい!
そして、皆んな、誰もがそんなすごいお父さんとお母さんから生まれた子なんです。
大事なのは、自分には夢見る価値があると思う事。
今よりも良くなって良いんだって思える事。
一度の人生、貪欲に願ったって良いじゃないですか!
誰であろうと、日々、思って願って考えている事が叶うんだから!