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【第三弾:名作映画編】アマプラで視聴できる映画特集
アマプラで視聴できる映画特集 第三弾「名作映画編」!今回は名作と呼ばれる映画を紹介。
オズの魔法使い(1939年/アメリカ 1時間41分)
ジュディ・ガーランドを一躍有名にした「オズの魔法使い」は、知らない人の方が少ないだろう。実際に観たことなくても、一度くらいは耳にしたことのある映画タイトルだ。もしくは「虹の彼方に」を聴いてもらえばわかる。アメリカの児童文学作家ライマン・フランク・ボームによる小説を、MGMがミュージカル映画として実写化。未だに色褪せることのないストーリーと、ジュディ・ガーランドの歌声は必見だ。
出演キャスト
ジュディ・ガーランド
レイ・ボルジャー
バート・ラー
フランク・モーガン
マーガレット・ハミルトンなど
アメリカの児童文学作家ライマン・フランク・ボームの名作小説「オズの魔法使い」を実写映画化し、魔法の国オズに迷い込んだ少女の冒険をミュージカル仕立てで描いた名作ファンタジー。カンザスの農場でおじ夫婦と一緒に暮らす少女ドロシーと愛犬トトは、巨大な竜巻に巻き込まれ、魔法の国オズにたどり着く。エメラルド・シティに住むオズの魔法使いに頼めばカンザスに戻してくれると聞いたドロシーは、道中で出会った知恵のない案山子、心を持たないブリキ男、臆病なライオンとともに魔法使いのもとを目指すが……。主人公ドロシー役にはジュディ・ガーランドが抜てきされ、彼女が歌う劇中歌「虹の彼方に」も大ヒットを記録。1940年・第12回アカデミー賞で作曲賞と歌曲賞、さらにガーランドが特別賞を受賞した。監督は後に「風と共に去りぬ」を手がけるビクター・フレミング。
イヴの総て(1950年/アメリカ 2時間18分)
名作映画として挙げられることが多い「イヴの総て」は、人間ドラマが繰り広げられる傑作だ。人間の欲や裏の顔がストレートに描かれており、ストーリーが進むにつれどんどん引き込まれてしまう。画面越しから伝わるベティ・デイビスの圧倒的な貫禄は、大女優マーゴ役にピッタリだ。本作では、無名時代のマリリン・モンローが端役で出演している。
出演キャスト
ベティ・デイビス
アン・バクスター
ジョージ・サンダース
セレステ・ホルムなど
女優に憧れる若い女性がベテラン女優を踏み台にのし上がっていく姿を描き、1951年・第23回アカデミー賞で作品賞など6部門に輝いた名作。実在の女優エリザベート・ベルクナーをモデルにしたメアリー・オルの短編小説を原作に、ブロードウェイの内幕を描き出す。アメリカ演劇界で最高の栄誉とされる賞が、新進女優イヴ・ハリントンに贈られた。満場の拍手が沸く中、イヴの本当の姿を知る数人だけが、複雑な表情で彼女の受賞を見守るのだった。8カ月前、劇作家ロイドの妻カレンは、大女優マーゴに憧れて毎夜のように劇場の楽屋口に現れるイヴを、マーゴに引き合わせる。マーゴはイヴの哀れな身上話に心を動かされ、彼女を住み込み秘書として雇うことに。しかしイヴは徐々に本性を現し始め、マーゴの周囲にいる演劇関係者たちに取り入っていく。大女優マーゴを「何がジェーンに起ったか?」のベティ・デイビス、イヴを「十戒」のアン・バクスターが演じ、マリリン・モンローが端役で出演。
紳士は金髪がお好き(1953年/アメリカ 1時間31分)
マリリン・モンローの代表作。ショーガールとして働くローレライ(モンロー)と、親友のドロシー(ジェーン)のそれぞれの恋模様を描いている。内容はミュージカル×コメディで非常に観やすい。タイトルからしてモンローに注目が行きがちだが、W主演のジェーン・ラッセルの美しさや姉御肌な役柄も魅力的。
出演キャスト
マリリン・モンロー
ジェーン・ラッセル
チャールズ・コバーン
エリオット・リード
マリリン・モンローとジェーン・ラッセルが主演を務め、それぞれ理想の相手を探す2人のショーガールが巻き起こす恋愛騒動を描いたミュージカル映画。1920年代、大恐慌前のニューヨーク。人気ショーガールのローレライとドロシーは、正反対の性格だが親友同士だった。お金持ちとの結婚を夢見るローレライは、富豪の御曹司ガスと結婚式を挙げるため、豪華客船でパリへ向かうことに。しかしガスの父親が2人の結婚に猛反対し、ガスは船に乗れなくなってしまう。しっかり者のドロシーをお目付け役に、船に乗り込むローレライだったが……。アニタ・ルースの原作小説は1928年にも映画化されているが、本作は1949年初演の舞台ミュージカルを、名匠ハワード・ホークスが映画化したもの。ヒット曲「ダイヤモンドは女の子の一番の友だち」をモンローが歌い踊る場面は、後にマドンナがミュージックビデオでオマージュしたことでも知られる。
風と共に去りぬ(1939年/アメリカ 3時間42分)
「風と共に去りぬ」は名作映画を語るには欠かせない作品だ。南北戦争前後のアメリカ南部タラを舞台に、ヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラの波乱万丈な人生を描いている。叶わない愛、戦争、貧困、死に直面し、どん底にまで突き落とされても挫けることなく、力強く生き抜くスカーレットに感銘を受けてしまう。そして、クラーク・ゲーブル演じるレット・バトラーはエゴイストで傲慢ながらも、徐々に人間臭い部分が露わになってく姿に、いつの間にか心惹かれる。近年、本作の人種差別表現により米動画サービスで配信停止するなどの問題があったが、リーとゲーブルの演技力には脱帽してしまう。
出演キャスト
ヴィヴィアン・リー
クラーク・ゲーブル
レスリー・ハワード
オリビア・デ・ハビランド
トーマス・ミッチェル
バーバラ・オニールなど
マーガレット・ミッチェルの同名ベストセラーをビビアン・リーとクラーク・ゲーブルの共演で映画化し、1940年・第12回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞など10部門に輝いた不朽の名作。南北戦争前後のアメリカ南部を舞台に、炎のように激しく美しい女性スカーレット・オハラの激動の半生を壮大なスケールで描く。南北戦争直前のジョージア州。大地主を父に持つ勝ち気な娘スカーレット・オハラは、思いを寄せる幼なじみアシュリーが彼のいとこと婚約したことにいら立ちを募らせていた。そんな彼女の前に、素行の悪さを噂される男レット・バトラーが現れる。スカーレットはレットの不遜な態度に激しい憎しみを覚えながらも、なぜか彼に惹きつけられる。やがて南北戦争が勃発し、激動の時代の中でスカーレットの運命は大きく翻弄されていく。監督は「オズの魔法使」のビクター・フレミング。