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10年にわたる「幸せ探し・やりたいこと探し」に終止符を打ちました

こんにちは、ごましおです☺️

私は、ずっとなんとなく生きづらかった。

すごく辛いことがあったわけでも、生活が不自由なわけでもない。
でも、いつもなにかモヤモヤしていた。

どうして生まれてきたのか。
どうせ死ぬのになぜ生きなければいけないのか。しなければいけないことがあるんじゃないか。


みんな考えないのかな。自分がおかしいのかな、とさえ思っていた。

どうしたらこの出口の見えないトンネルから抜け出せるのか。
私はずっとこのモヤモヤを抱えたまま一生を終えるのか。

その気持ちがピークになった10年前から今までの
自身の変化についてまとめました。



10年前の私


10年前、就職して少し落ち着いた頃。

私は、いつも他人から私がどう見えるのかばかりを気にして生きていた。

彼氏の前では、いい彼女を演じ、
上司の前では、努力家で真面目な後輩を演じ、
友達の前では、嫌われないように共感し、
いつも笑顔の八方美人で、自分の感情も押し殺していた。


次どう行動したらよく思われる?
さっきの言ったこと、こう言えばよかった?
と、頭はフル回転で周りの評価にビクビクして。

とにかく、他人から見える私が「良い」と思われる自分であるように計算して振る舞っていた。


特に仕事後や人と会った後は、頭も体も疲れ、
動けなかった。

1日の大半を仕事に費やし、疲れ切って、
休みの日も仕事のことを思うと動く気力がない。
この生活が死ぬまで続くと思うとぞっとした。


自分迷子

そうやって生きているうちに、

自分の本当に好きなものも、
自分の本音も、
自分が本当はどうしたいのかも、
よく分からなくなった。

私はいったい誰の人生を生きてるんだろう?
このままでいいのか?

… 仕事を変えればなにかが変わるかも。
…お金があれば何かが変わるかも。


そう思い、稼ぐ方法を探し集めた。
資格の勉強からネットの副業、起業のセミナー…
お金も時間もたくさん使った。

でも、なぜか結局どれもしっくりこず、
そんな自分をダメなやつだと責めてばかりいた。


本当に辛くて限界がきてしまい、
私は仕事も人間関係も一度全てリセットした。


幸せ探し

リセットしたことで、心に少し余裕ができた。
辛くて泣いてばかりいたのが、
「もっと幸せになりたい」と思うようになった。


私は幸せになれる方法を探し出した。
本やブログには、
たくさんの幸せになる方法があった。

感謝しましょう
今あるものに目を向けましょう
そのままで愛されます
ありのままの自分を愛しましょう
ワクワクすることをしましょう
願えば叶います、引き寄せましょう


けど、
自分には何もないと思っていたし、
ありのままの自分もよく分からなかったし、
自分にとっての幸せもよく分からなかったし、
自分が引き寄せたいものもよく分からなかった。


そんな時、SNSで、

私らしく仕事して年収◯万超えました!
好きな時に好きな所に行きながら働く!
本当にやりたいことをやってキラキラ生きる!

そんな人たちの情報を見て羨ましく思った。

私も本当にやりたいことを見つけてキラキラ輝いて生きたい。
私もやりたいことが見つかれば、幸せになれる!

そう思い、次は自分のやりたいことを探し始めた。


やりたいこと探し

やりたいことを知るために、自分のことを知る必要があった。

自分らしさや本当の自分を知るために、
たくさんのワークやセッション、講座を試した。

自分の好きや嫌い、やりたくないことなど、
自分のことを少しずつ知ることができた。

そして、私はたくさんの思い込みや価値観の鎖でがんじがらめになっていることに気づき、
それを少しずつ外すことで少しずつ気持ちが軽くなっていった。
 

でも、その間も、

どうせ幸せになれないんだ。
一生悩んだまま死んでいくのかな。

と怖くて、孤独だった。

ずっと同じところをグルグルしている気分。
いつになったら終わるの、でも幸せになりたい、変わりたい、とがむしゃらに走り続けてきた。


私が欲しかったもの


自分のことを知り、少しずつ自分らしく生きるようになってきたある時。
急に嘘のように心が軽くなった。


私は「自分じゃない何か」になろうとしていた。
「自分は価値がない、ありのままではいけない、変わらなきゃいけない」と責めていた。


私はお金持ちになりたかったわけでも、
世間でいう成功の幸せを感じたかったわけでも、
人から羨ましがられる仕事をしたかったわけでもない。
  
私はただ、


世間や常識に縛られず自由に、
ありのままの自分を許して、認めて、
本当の自分で、
自分らしく生きたかっただけだったんだ。

と、気づいた。
生きづらさを感じていたのも、
自分を偽って生きていたからだと分かった。


ずっと辛くて終わりが見えなかったけど、
これを学ぶために今までの人生があったのか、
とさえ思った。

それに気づいた時、私の10年にわたる「幸せ探し・やりたいこと探し」に終止符を打つことができた。


私の幸せとは


私が探していた「幸せ」は、想像していた
「毎日キラキラ、感謝♡」みたいなものとは
少し違っていた。

季節が巡るように、
雨の日も晴れの日もあるように、
大変な日も楽しい日もある。

その中で、
たくさんのことを経験して、
喜びやいろんな感情を噛み締めて、
今、ありのままの自分を表現して生きる。
その毎日の積み重ねの中で感じるものが「幸せ」だった。


「幸せはここにある。感じるもの。」

それは知識として聞いたことがあるけれど、
ずっと見えないフリをしていた。
一生懸命見えないフリをして走り続けてきたけど、幸せは足元にあった。

私はこれを経験したくてわざわざ10年間も費やしたんだと思うと笑えてくるが、経験しないと納得できなかったんだと思う。

今は別人のようにすごくスッキリしている。
生きづらさを感じることは、もうほぼない。
これからの人生、なんとかなる気しかしないのだ。

私は、「幸せ」は最初から全部持っていたことにやっと気づくことができた。



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