024 / 抜歯2本目!麻酔針が怖いよ…(調整6回目・矯正253日目)
【2022年5月7日 (土)】
※血が写っている画像があります。
調整6回目。
予定が合わなくて、調整5回目から2ヵ月半も経ってしまった。今日から抜歯再開。
今日は左上4番を抜くよ。今日の分を含めて、あと3本も抜く。美しい歯並びへの道は長い。
たまには、顔も含めた今の状態を撮影しておこうかね。とは言え、矯正開始時となんら変わりはないんだけれど。いつになったら動いてくるのかなぁ。
調整に入る前に、前々回の記事で紹介した神グッズ「GISHY GOO(ギシグー)」の取り扱いがないかを歯科衛生士さんに確認してみたのだけど、「うちにはないなぁ。そういうのがあるんですね~!」と見たこともない様子。
まじか…。歯医者であの製品を広めてくれたら、口内炎から救われる患者が増えるだろうに、存在すら知らないのか。
「緊張してる?」
「まだ抜歯しないから安心して」
私は注射針が大の苦手なので、院長や歯科衛生士さんがいつにも増して優しく声をかけてくれた。
昨年、1本目の抜歯で過呼吸になったことがカルテに書かれていて、今日のメンバーにそれがきちんと引き継がれていることが分かる。ありがたいやら申し訳ないやら、複雑な気持ち。「リラックスして挑むぞ」と鼻でゆっくり深呼吸をしたけど、結局、注射針が歯茎に押し込まれる瞬間は「ん゛ーーーーっ!!」と唸り声をあげてしまった。(もうすぐ40歳)
今回、針を刺したのは4ヵ所。刺しても刺しても終わらない…。でも、院長が「あと1分がんばって~」と残り時間を教えてくれるので、「それならがんばれる!」となんとか堪えられた。
麻酔を打ち終わると同時に、動悸と軽い吐き気。頭がぐわんぐわんして、天井が回る。
麻酔後は、精神的ストレスと、麻酔に含まれる血管収縮薬(アドレナリン)のせいで、心臓がドキドキしてしまうんだって。麻酔成分(リドカイン)を体の中に長く留まらせておくために、アドレナリンで血管を収縮させているのだそう。
動悸が治まるのを待って、抜歯開始!
この時点では、「怖いのは注射針であって、抜歯はそこまで怖くない」と余裕綽々でいたんだけど、実際には歯が顔の骨から全然剥がれなくて、顔の骨がメリメリメキョメキョ音を立てて、ものすごく怖かった…。
抜けるまでの間、「中世ヨーロッパや江戸時代の罪人は、どういう気持ちで抜歯の拷問を受けていたのだろう!」と考えてしまった。
まだ終わってなかったー!!
「開けっぱなしじゃだめ?そのうち閉じるんじゃね?」って目で訴えかけたら、私の気持ちを読んだ院長に「傷口だからねぇ。血も出るし。ちゃんと閉じようね」と言われてしまった。
糸が歯茎の中を通過する感覚の気持ち悪いこと、気持ち悪いこと!歯肉移植で散々縫っているけど、怖くて怖くてちっとも慣れないや。
縫合後、よたよたと診察台から起き上がり、待合室で止血用ガーゼを噛んだまま20分ほど待機。その間、歯科衛生士さんから注意事項の説明を受けた。
本日の私の雄姿はこちら。
帰宅後は、あまりにも疲れたので、流動食を食べてすぐに昼寝した。2時間後、気道に溜まった血でむせて起床。溺れ死ぬ(?)かと思ったーー!血が完全に止まったのは7時間後で、いつもに比べてかなり時間がかかったなぁ。
本日のお土産はこちら。
・抗生物質(トミロン)
・痛み止め(カロナール)
・止血用のガーゼたくさん
・抜いた歯
そういえば、歯科衛生士さんが「抜歯したら目に見えて歯が動いてくるよ」って言ってたなぁ。まったく動く気配がなくて、だんだん飽きてきたところだったので、そう言われてすごく楽しみになってきた。
これまでにかかった費用
この頃の私
惜しげもなくギシグーを貼り付けてる。記念撮影する度に友達に「ガムついてるよ」って言われてしまうんだけど、ここまで来たら、気にせずニッカリ笑うのだ!
Miho