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#37 棒高跳びの棒はどうやって運ぶのか?
ほぼ日刊イトイ新聞というウエブサイトでは、オリンピックがはじまると特設サイトが準備されて、いろんなユーザーの投稿がとりあげられるのだが、そこで本タイトル
棒高跳びの棒はどうやって運ぶのか?
という話題でもちきりになった。
よく考えると、棒高跳びの棒は、助走で得た運動エネルギーを突然、空に方向転換して人を支えるので、そのときポキっと折れたり、ロッドアンテナのようにしゅるしゅる縮んだのでは、話にならない。
つまりは、きっと一体ものでありその運搬はどうするのか
荷台のトラックに斜めに立てかけて運ぶだの始発の電車の網棚にのっけるだのという陸上関係者からの回答があったと記憶している。
もうそれから20年近くたったので、画期的な棒が開発されたかもしれません。そのような情報お持ちの方はぜひ教えて欲しいです。
さてさて、棒高跳びの棒以上に長くて一体ものである必要があるものとして思いだされるのは
風車の羽根!
風車はエネルギーを得ようと思うと基本的には羽根を長くする必要があって、最大直径160mの開発話を聞いたことがあるので、単純に考えると、1枚の羽根は80mになります。
この長さのものを現地に運ぶ必要があって、大体が山の峰や谷など山奥深く人が住んでなさそうなところ。もしくは最近だと海の上、その羽根を運ばないといけない。
奈良の大仏様が18mだそうなので、直径160mだと大仏様が9人上に積み木上に積み上げたところを想像してほしい。
ま、かなりシュールであることは間違いないのだが。。。
それくらい大きいということを表現したかったのです。
どんな言葉を尽くすより動画でみるほうがはるかに迫力があって、
YouTubeで風車 運搬で検索すると出てきました。
https://youtu.be/4vnt6f_Wal0?si=Rbe
GousK8suUayDl
https://youtu.be/ScIKkDdgpnc?si=ZDFDjaXXm_lQlSa2
特にカーブを曲がったり、山道のらせんカーブをどう運ぶのか百聞は一見にしかず。
こんな大きな羽根どうやって作るのか、興味はつきないわけです。