別れの言葉あれこれ
年の瀬ムードのせいか
最終回のラジオ講座のせいか🥺
お別れの言葉が目につくこのごろです
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「さようなら」の中国語は
再见 zài jiàn ですが
漢字が「再び見る」なので
「また会いましょう」
という意味を含んでいて
別れの中に前向きな明るさがあって
私は結構好きなのです。
また、もうひとつの
再会 zài huì
こちらは漢字が「再び会う」なので、
再見よりも
「また会いましょうね 」感が強くて
親しい人同士で使われるイメージ。
上海や南の近郊都市の
方言でもあるとのことですが(百度より)
確かに上海ではよく耳にしていました。
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ただ、上海は方言がきついので
再会 zài huìの発音の他に
再wei (ザィウェィ) と聞こえる音もあり
意味が同じで
地域独自の違う単語も存在します。
(この変化した音は漢字がないので
ピンインか当て字で表記されるようです)
中国の他の地域にもこういう
方言で独特の発音に変わるケースがありそうですが
方言には温かさを感じますね。
(意味はほぼ聞き取れませんが…)
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ちなみに
再见に"啦"がつくと、より感情が乗った
・再见啦 zàijiànla さよなら・・・
という意味になったり
上と音は似ているけれど
語気助詞"了"がつくと
・再见了 zàijiànle
永遠にさようなら
感情の変化による二度と会わない。
(もう会わない、合いたくない)
といった決別のニュアンスに
なることもあります。
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一時的な別れでは
「またあとで」の
・回头见 Huítóu jiàn
・一会儿见 Yīhuǐ'er jiàn
「明日会おう」の
・明天见 Míngtiān jiàn
「 では 行くね」の
・我走了啊 Wǒ zǒule a
「お先に 」の
・我先走了 Wǒ xiān zǒu le
など別れの表現もいろいろとありますが
今、気になっている別れの言葉は
「いつの日にかまた」という
后会有期 Hòuhuìyǒuqī
「名残惜しいけれど、機会があれば
またお目にかかりましょう。」
これは成語。
丁寧な別れの挨拶で
名残を惜しむ言葉でありつつ
男女の別れにおいては
婉曲に断る時にも使われる表現。
シーンを選ぶ言葉でもありますので
覚えておきたいと思います。
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