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蔵暦九月「新月の日」ツォクの、お知らせ ※無事終了(11/4)

本日(11/4)は日本の旧暦で九月三十日です。チベット暦(蔵暦)でも九月三十日で、チベットでは本日が「新月」と規定されています。
また本日は、釈迦牟尼仏の御縁日という吉祥日です。
さらに本日は、布薩日に該当します。

月4回のツォク(チベット暦十日・十五日・二十五日・三十日)の規定に従いまして、今夜9時頃より新月のツォク供養(ガナチャクラ)を厳修します。

釈尊と高弟たち。南インド、ナムドゥルリン寺(カルナータカ州)の壁画(撮影:気吹乃宮)

チベット暦三十日は浄化・滅罪に最適の日とされます。
1ヶ月(旧暦)の滅罪・禊祓をしてから、新しい月へと臨みましょう。

旧暦九月を無事に過ごせたことへの感謝と、新しい月に向けて、疫病の完全終息、地震や風水害からの守護を、釈迦牟尼仏とグル・リンポチェに祈念します。

今回も「記事購入」という形は取りませんが、サポートいただければ本日の供養に充てます。

今回もサポートいただいた方は、祈願主のお名前で供養用の特別な燈明(チューメー)を、朝まで仏前にて供養させていただきます。

(11/5 11:00更新)
昨晩は約3時間にわたり、新月の儀軌を執り行なうことができました。
ご賛同いただいた方々には御礼申し上げます。

午後9時過ぎに阿弥陀仏を本尊とする往生法を執り行ないました。滅罪・浄化のパートを含め1時間半の実修となりました。
※新月と満月の月2回、定期的に往生法を修しております

ツォク供養ではグル・リンポチェを本尊する本尊瑜伽がメインとなりました。除災の儀軌では皆さまの息災と疫病の完全終息を祈念いたしました。

今後の予定は、11月12日(金)甲子天赦日のため、神道式で大國天の祭祀を執り行ないます。
しかも12日はチベット暦で九月(閏月)八日。薬師仏・ターラー女神の吉祥日にあたりますので、どちらかの儀軌を執り行ないます。

11月14日(日)グル・リンポチェの御縁日にあたりますので、ツォク供養を厳修します。近づきましたらこちら(note)で告知させていただきます。


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気吹乃宮(いぶきのみや)
サポートは、気吹乃宮の御祭神および御本尊への御供物や供養に充てさせていただきます。またツォク供養や個別の祈願のときも、こちらをご利用ください。