「新月の日」ツォクの、お知らせ ※無事終了(9/6)
本日(9/6)は日本の旧暦で七月三十日(晦日)です。チベット暦でも同じく七月三十日で、本日が「新月」に該当します。
1ヶ月続いた「鬼月」も、本日で終了です。
また本日は、釈迦牟尼仏の御縁日とされます。
月4回のツォクの規定に従いまして、今夜9時過ぎより、新月のツォク供養(ガナチャクラ)を厳修します。
1ヶ月(旧暦)の滅罪・禊祓をしてから、新しい月へと臨みましょう。
パラリンピックも無事に閉会しましたが、全国的にコロナの感染予防には依然として注意を払う生活が続いています。
日本の政界でも大きな動きがあったばかりで、株価も不自然な動きをしています。
鬼月を無事に過ごせたことへの感謝と、明日から始まる新しい月に向けて、感染の早期終息と、自然災害からの守護を、グル・リンポチェと諸尊に祈念いたします。
また本日は新月ですので、生者・故人を含む「浄化・滅罪の行」を中心に執り行なう予定です。
今回も「記事購入」という形は取りませんが、サポートいただければ本日の供養に充てます。
細かい祈願内容がありましたら、サポートいただいた際に出てくる「お礼メッセージ」内のメールアドレスにメールをください。よろしくお願い致します。
今回もサポートいただいた方は、祈願主のお名前で供養用の特別な燈明(チューメー)を、朝まで仏前にて供養させていただきます。
(9/7 7:00更新)
今回も燈明を献じつつ、朝を迎えました。サポートいただきました方には御礼申し上げます。
今回は罪業浄化に特化した行(金剛薩埵を本尊とする懺悔と滅罪の行)を先に1時間執り行ない、自他を含む一切衆生の罪業が速やかに浄化されるように願いました。
前回ギックリ腰になったのも、「梁皇懺法」という中華仏教の法要中、五体投地をしている最中でした。「梁皇懺法」では経文を詠唱しながら五体投地を何時間も行なうけっこうハードな行なのですが、罪業浄化には優れています。このときのギックリ腰では3日以上も這って生活をするくらい重症だったのですが、今回は、ツォク供養が終わる頃には歩ける位には回復しました(今ではほとんど支障なく動くことができます)。
滅罪行を1時間修した後で、グル・リンポチェを本尊とするツォク供養に入りました。さらに釈迦牟尼仏のご縁日でしたので、最後は釈迦牟尼仏の儀軌に入り、教主(釈迦牟尼仏)の多くの事業と御功績を憶念することができました。仏教徒として月1度はこうした儀軌をやることで、教主がどんな御事業をされ、どんな恩恵を私たちに与えてくださったのかを再確認できます。釈尊のお加持が皆さまに降り注がれるよう、改めて祈念します。
皆さまの息災と増益、諸願成就、罪業消滅、御先祖様の追善廻向を祈願させていただきました。またコロナが早く終息し、日本の自然災害もできるだけ起こらぬよう、そしてアフガンに残された500人の邦人が無事に帰国できるよう、グル・リンポチェに祈念しました。
新たな1ヶ月(旧暦)が始まります。いよいよ秋が到来し、秋分の日やお彼岸といった重要な節目も通過します。次のツォク供養は9月16日(木)のグル・リンポチェの御縁日と、9月20日(月・祝)の満月になります。またここ(note)で告知をいたしますのでよろしくお願い致します。
上の写真:
「ルゥ」と呼ばれる、チベット独特の儀式。祈願主の等身大の人形(依代)を作ってそこに病魔や悪霊を封じ込め、最後に人形ごと外に捨てることで病気平癒などを願う。
ナムドゥルリン寺(南インド、カルナータカ州)にて。撮影:気吹乃宮。
サポートは、気吹乃宮の御祭神および御本尊への御供物や供養に充てさせていただきます。またツォク供養や個別の祈願のときも、こちらをご利用ください。