智慧と燈明は密接な関係があることを、毎回お話しております。
今回は特別に、献燈供養をする際のお経(祈願文)をチベット語から訳出しまして公開します。
献燈供養はチベット語で「マルメー・ムンラム」と言います。宗派によって「マルメー・ムンラム」のバリエーションはたくさんあります。
チベット仏教中興の祖といえる至尊アティーシャ(982-1054)の作られた「献燈祈願文」が巷で流布されていますが、今回ご紹介する祈願文はそうではなく、密教的なテイストの強いものです。
ご自宅の仏壇にロウソクを灯すとき、あるいは寺社詣でをしてロウソクを供養するときなど、この祈願文を唱えることで、三宝への立派な供養になります。またご先祖様や故人が少しでも安らぎ、よい暮らしができるようになるでしょう。
※この記事は原題「『蔵暦十日』ツォク供養の、お知らせ ※無事終了(6/20)」を加筆修正したものです。