見出し画像

マシンピラティスで飛躍したELEMENT、2024年を振り返る

通い放題のパーソナルジム 「ELEMENT(エレメント)」。2019年12月のオープン以来、月額39,800円で通い放題のパーソナルジムブランドとして、多くの会員様の「運動の習慣化(※1)」定着に向けた体づくりをサポートしてきた。 

早いもので2024年の終わりが近づいてきた。今回のnoteでは、代表の鈴木から今年のELEMENTを振り返りながら、年初に掲げた目標に対する実績と課題、そして未来への展望について語ってもらった。

※1「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」

厚生労働省

2024年の柱となった3つの目標

インタビュアー澤田(以下 澤田):初めに、2024年のELEMENTではどんな目標を掲げていたのか教えてください。

鈴木太郎(以下 鈴木):今年は大きく3つの目標を掲げていました。

  1. マシンピラティス導入店舗を拡大し、店舗数60を目指す

  2. トレーナー一人ひとりに高い質の教育を、高頻度で届けるための教育体制を進化させる

  3. 休養や休息サービスという選択肢の拡大

ピラティス事業の拡大

澤田:まず、ピラティス店舗拡大の進捗はいかがでしたか?

鈴木:2024年の目標は60店舗の展開でしたが、結果として50店舗のオープンに留まりました。目標には達しませんでしたが、新たに関西や中国地方を中心とした「地方出店」を進めることができ、「首都圏以外でもELEMENTの価値を提供できるんだ!」という自信をつけることができました。

地方展開において多くの学びを得ることができましたが、これから説明する2つが特に大きな学びになったと考えています。1つ目は商圏の違いです。地方では移動手段が車中心の地域が多いため、都内と比べて商圏が大きく広がります。そのため、1店舗のターゲットエリアを見直す必要がでてきました。

2つ目は料金設定。都内に比べて地方は競合企業の出店が進んでいないため、料金も安価な傾向がありました。こういった地域では、料金設定に地域差を設ける「ダイナミックプライシング」の導入も今後は検討していこうと考えています。

澤田:地方展開で得た学びは、今後の成長にどう活かしていく予定ですか?

鈴木:フランチャイズ店舗(FC)によって、地方展開をより進めていくためには、FC向けのサポート体制の強化が重要だと実感しました。2025年以降は、スーパーバイザー(SV)のオンライン支援体制を強化し、FCオーナー様やFC所属のトレーナーたちとより密なコミュニケーションを図る予定です。また、店舗ごとの特性を活かした運営モデルを構築していきたいと思っています。

教育体制の進化

澤田:トレーナーの教育体制についても教えてください。

鈴木:教育体制の進化は、私たちが掲げたもう一つの大きな目標です。従来は本部で一括してトレーナー教育を行っていましたが、これでは店舗数の拡大に反比例して、トレーナーに提供できる研修の回数が減ってしまいます。そのため、FC店舗ごとに教育を担えるトレーナーを育成する仕組みを作りました。この仕組みは、短期間で多店舗の教育ニーズに応えるため、非常に有効な取り組みでした。

特に拡大を続けるマシンピラティス指導のレベル向上は、ELEMENTの競争力を高める上で非常に重要です。30分という限られたトレーニング時間の中で、マシンピラティスによるトレーニング効果を最大化する指導法を追求し、外部の専門家の力を借りながら教育内容をブラッシュアップすることができたと考えています。

来年は教育体制だけでなく、スペシャリストのサポートも受けながら教育メニューもさらに磨き上げ、教育システムをELEMENTの売りにしていけるレベルまで磨き上げていくつもりです!

休養や休息サービスという選択肢の拡大

澤田:休養や休息サービスという選択肢の拡大ではどんなことに挑戦しましたか。

鈴木:従来のパーソナルジムでは、ウエイトトレーニングを中心に、お客様の身体作りをサポートするのが主流でした。ELEMENTでは、この枠組みを超えた新しい選択肢を提供することで、パーソナルジムの在り方そのものを進化させたいと考えています。

2022年には「マシンピラティス」を導入し、多くのお客様から好評をいただきました。そして、2024年にはさらに一歩踏み込み、「パーソナルストレッチ」と「カイロプラクティック」に挑戦しました。

澤田:「パーソナルストレッチ」と「カイロプラクティック」の提供開始は、これまでのELEMENTのサービスとどう違うのでしょうか?

鈴木:「パーソナルストレッチ」は、従来のトレーニングに加えて、ストレッチを組み合わせることで、身体に慢性的な不調を感じている方がトレーニングを始めやすい環境を整えたり、トレーニング効果をより実感しやすくするための土台作りをするものです。例えば、トレーニングの効果を感じづらかったという方でも、トレーナーによるストレッチを受けることで、筋肉の可動域を広げ、効いている感覚を実感できるようになったという声を多くいただいています。

また「カイロプラクティック」は、外部にて専門的な研修を受けたトレーナーが、身体の歪みや姿勢を整え、より快適に運動できる状態をサポートするものです。これらの新しい選択肢によって、ELEMENTは「運動をするだけの場所」という従来のパーソナルジムのイメージを払拭し、運動と休養の両面にアプローチができるブランドを目指していきたいと考えています。

澤田:新しいサービスの導入に対するお客様の反応はいかがでしたか?

鈴木:非常にポジティブな反応をいただいています。特に、すでにELEMENTに通ってくださっているお客様の中から、新しく開始をしたストレッチプランへの切り替え希望をされる方もいらっしゃるような状態です。また、ストレッチを通じて身体の変化を実感したお客様が、さらに積極的にトレーニングにも取り組むようになるケースも多く見られています。

2025年への展望

澤田:最後に、来年の展望を教えてください。

鈴木:2025年は、既存事業の価値をさらに高める年にしたいと考えています。教育体制のブラッシュアップを進めるとともに、外部人材の積極登用で指導の質をさらに高めていきます。また、地方展開の成功モデルを確立してさらなる出店につなげたいです。

ELEMENTは、「運動の習慣化」をテーマに、これからも挑戦を続けます。今年一年、ELEMENTを応援してくださったすべての皆様に心から感謝申し上げます。2025年もどうぞよろしくお願いいたします!

ELEMENTでは、さらに盛り上げていくための採用やFCオーナー様の募集も強化しております。ご興味を持ってくださる方がいらっしゃったら、ぜひお気軽に採用ページからご連絡ください。


いいなと思ったら応援しよう!