ゴッホと頭痛の関係
絵画の世界で印象派の代表的な画家というと
どなたを想像されますか?
マネ?モネ?ゴッホ?ゴーギャン?
様々な印象派の画家がいらっしゃいますよね。
マネもモネも一時期仲良く暮らしていた事もあって
どっちがどっちだっけ?となる人も多いかもしれませんね。
頭痛の世界で言うとゴッホはもしかしたら片頭痛をもっていたかも?
と一説では言われています。
夜の喫茶店の絵を描いた絵の中身が
閃輝暗点というキラキラ光る星☆★のような絵柄もあって
ゴッホは片頭痛持ちだったのではないかと言われています。
ゴッホの代表作はひまわりですよね。
7枚あるうちの一枚のひまわりの絵は
東京の昔は東郷青児美術館、今はSOMPO美術館に
バブル期に購入されたひまわりが展示されています。
その絵の周りはガラス張りで触れないような仕様になっています。
フランスはゴッホ美術館にもありますし
イギリスではナショナルギャラリーという美術館にもあるのですが
ナショナルギャラリーは何と入場料は無料です。
しかもナショナルギャラリーは確かひまわりの絵の周りにはガラスもなく
体育座りをした小学生が美術の先生にひまわりの絵を解説されながら
美術の授業が展開されています。文化の違いに驚愕した記憶があります
話が脱線しましたが
そうゴッホの絵は万人にとって見ても理解しやすい絵でもありますよね
キュビズムとかと違ってとてもわかりやすいです。
そんなゴッホの絵に出てくる「閃輝暗点」という現象は
目の前の視野にキラキラ星☆がチカチカと点滅する形が現われた後に
黒っぽく視野が欠けていく状態が毎分数mmのスピードで
移動していく現象になります。
それだけの方もいらっしゃいますが、
その現象の後に激しい頭痛になって時には吐き気が出たりするので
こうした前兆が起こる方にとってはこの前兆を減らす事ができるように
予防治療があったりします。
頭痛外来に受診していただくと頭痛の頻度が減る可能性があります。
比較的ストレスが多い時期にこうした前兆となる方もいらっしゃいますし
これからの年度末に向けてストレスが多くなる方も
いらっしゃるかと思います。
どうか無理をされないように頭痛外来という専門外来を予約して
安心感も得ていただけたらと思います