+1日は本当に何もしない日とする
人より一日多い今日のゴールデンウィーク最終日、映画に行こうだのいろいろ考えていたが結局のところは何もしない日ということにした。
別にずぼらだからサボったとかそういうわけではない。明日からまた五日連続の勤務があるし、そもそもとしてここまで五日間という連休があった。五日間休んだ上でいきなり五日間も働くというのは冷めきったエンジンをいきなりフル稼働するようなもので、突然フル稼働したらエンジンの調子を崩してしまうことになるだろう。
となると対策としては徐々に慣らしながら動かす必要がある。そのための調整が今日なのだ。
今の世の中、何もしない日というのは意識付けをしない限り生まれないように思う。日々過ごしていて「結果的に何もしなかった日」というのは有ると思うが、これは能動的に選んだ「何もしなかった日」よりも後悔のようなものが残り、何もしなかったことが良いように見えてマイナスのようになってしまう。結果として何もしなかったということが何かできたはずなのに何もできなかったという負のような一日になってしまう。
ところが意識付けをした「何もしなかった日」というのは意味合いが大きく変わる。プラスとして何かをできたはずなのにあえて何もしなかったということである。これは同じゼロのような一日でもプラスに限りなく近いゼロな一日となる。
プラスに近いゼロ、マイナスに近いゼロ。同じゼロなのに途中の過ごし方によって意味合いが大きく変わる。しかし最後の終着点はどちらもゼロである。ゼロについて考えていたら少し面白くなった。
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