「観る」と「消費」
いつぶりか分からないですが、Amazonのサービスの一つであるAmazon Prime videoを久しぶりに見ました。
見たのは「ルパン三世VSキャッツ・アイ」。当時から話題に上がっていて個人的に興味はあったものの、ずっと見る機会がなくそのままになっていた作品です。
とりあえず見終わったので、この作品のレビューとか感想とかを書きたいところですが、今日は別の話。それは何かというと再生アプリの仕様がすごく気になったという点です。
Amazon Prime videoはPCだったりスマートフォンだったりどちらでも自由に見ることができます。特にスマートフォンはアプリを通してになりますが、ダウンロードをすることができるのでオフライン再生が可能。とても便利です。
ただ気になったのは倍速再生ができないこと。普段youtubeばかり見ているのもあって、動画は1.25倍速は当たり前。それでも冗長に感じるときは1.5倍速で見るようにしています。
その中で倍速再生できないというのは非常にだるいというか面倒臭さを感じました。本来は通常再生でつなぎの場面とかも楽しむべきなんでしょうけども、そういう気分ではありませんでした。
こういう倍速視聴が当たり前というのは「観る」というよりも「消費」に近い感覚かもしれません。なんというかもちろん等倍で「観る」こともあるのですが、見放題のようなサービスでしかも今回のようなエンタメ作品の場合ですと「消費」になりがちです。
「消費」になるとその作品に対する価値がどこか減ってしまうような印象を受けますが、個人的にはそうは思いません。「観る」でも「消費」でも見たという事実には変わらないし、作品を通して感じたことが倍速で失われるとも思いません。
ただ一つ思うのは等倍だと倍速では決して味わえないリアルタイムの空気感を感じることができるのはメリットだと思います。これを冗長と捉えるかどうかは作品によりますけども使い分けはしたいかな。
と言った感じで、消費に意識があって倍速機能がほしかったなと思った話。そういえば kindleやショップもそうですが、Amazonのアプリや検索というのはどうも使いやすそうで使いにくいというのが多い気がします。
あえてそうしているのかもしれませんが、いつまでも使いにくいところを見るとおごりかなと少し思ってしまいます。日本だと楽天とかそうですが・・・。
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