ずっと続く恐怖と救済と「CURE」
スプラッターやパニック映画でもないサイコサスペンスは初めて見るジャンルの映画です。ホラーとか怖いものが苦手なことは前のnoteで書きました。
https://note.com/migmin/n/n7dae495d9408
ですが、推しと一緒に見たいという気力だけでこの映画を見ることにしました。
https://www.youtube.com/watch?v=W3kYfjbxukA
さて、この映画を見ていて思うのは漠然とした不安がずっとあるということ。カメラのアングルや会話の雰囲気などなど。そしてその中で少しずつ明かされる手口というかフラグの数々。わかってくるとさらにこの映画が怖くなってきますね。
そしてその中で響く推しこと儒烏風亭らでんさんの叫び声。そして突然出てくる構図やこの照明の良さなどを褒める客観的ならでんさんが存在することが一つの癒やしとなっていました。
でも、なんというか怖いものは怖い。驚かせるよりも驚かせる直前のギリギリの怖さがずっと続いていくのはパニック映画を見るよりも別のベクトルで怖いですね。
そうそう映画的な感想でいえば段々と侵食されている様子がより恐怖を掻き立てていきました。また「CURE」というタイトルがなかなかに興味深かったです。後味の悪さを含めて色々考えるところがありましたし。
と、なんやかんや映画を見たわけですが、実は恐怖を少しでも緩和させるためにいろいろ工夫しました。例えば怖くなったらヘッドフォンを外すという古典的手法、かわいいBGMをかける(途中で話の内容が聞き取れなくなったので切った)などなど。
それで怖さが緩和されたかどうかはともかく、約2時間なんとか見ることができた作品だったかな。同時視聴だったので時間を進めたりもできませんでしたし。
ちなみにこの同時視聴は2024年2月14日というバレンタイン当日に行われました。バレンタインに何を同時視聴しているんだと思いつつも、これをリアルタイムで見ていたならば強く印象に残った一日となったでしょう。