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時を経て感じる共通点 「琳派と印象派」

体調が回復するのに1日と半分かかりました。ようやく昨日のことが書けます・・。

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ということで、昨日は家族でど真ん中にある東京、本当に中心である東京駅に行ってきました。目的は駅近くにある、アーティゾン美術館です。元々はブリヂストン美術館という名前でしたが2019年に改称し、今の場所に移りました。

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そして今回行った企画がこちら。「琳派と印象派」です。琳派とは桃山時代から近代に至るまでにあった表現の流派の名前です。ただ狩野派といった特定の集団というよりは、後世の人が共通点をカテゴライズしたものに近いように感じます。

そして印象派とは1800年代後半にあった芸術運動です。日本だと「睡蓮」のモネや、「踊り子」のドガ、あるいはルノワールあたりが有名だと思います。

そんな最大で200年もの開きのある日本と西洋の2つの文化の共通点を見出そうとしたのが今回の展覧会です。実際見てみると確かに時代こそ違えど、いろいろな共通点を感じます。

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例えばこれは水をテーマとした2つの絵ですが、ここで思うのは時代や場所は違えど、考えが近くなると物事は似てくるものなのかもしれないということです。水は生き物のようにまったく同じ状態になることはありません。それでもあえて瞬間の水を捉えることに美を感じたいと思うのは人としての一つの思いなのかもしれません。

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あと個人的に興味深いと思ったのがこの2つですね。片方はサント・ヴィクトワール山ですが、富士山と並べ見てみるとなんだか考え方が似てきて面白かったです。ちなみにサント・ヴィクトワール山の標高は1011m。調べてみると思ったよりも低い。

そんな日本と西洋の絵を見比べて楽しめた企画展でした。なお今回の展示ですが、アーティゾン美術館に収蔵されている作品に限り写真撮影は可能ということで今回いくつか載せました。最近の企画展では共有が一つのテーマとなっているところがあり、今後も流れとして定着すれば良いなと思います。

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企画名:琳派と印象派
会期:2020年11月14日〜2021年1月24日
休館日:月曜日年末年始(12月28日 ― 1月4日)、1月12日
会場:アーティゾン美術館
開館時間:10:00〜18:00(感染状況により変わる場合があります)
料金:1700円 学生は無料
URL:https://www.artizon.museum/exhibition_sp/rimpa/index.html
備考:日時指定予約制(当日でも可) 

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