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パブリックアートを見に行く
Twitterに美術館巡りを趣味と書きながら先月と今月どこの美術館にも行っていない。一応行く予定はありますがもう少し先になりそうです。
そんななか美術手帖という美術系のニュースサイトでこれはいいなと思う物を見つけました。
パブリックアートとは名前のとおり公共の場所に置いてあるアート作品で、誰でも行けそうな場所に置いてあるのが特徴です。自分はこの記事の写真にもなっているレアンドロ・エルリッヒの「Cloud」が特に良いなと思い行ってみることにしました。
今回のお目当ての「Cloud]は霞が関にありました。場所は飯野ビルというところで地下鉄千代田線から直結でつながっているところです。
この作品は10枚のガラスを重ねてまるで雲を閉じ込めたかのような作品。夜が良いなんてことが書いてありましたが、昼でも十分良いなと思える作品でした。
また調べて気づいたのですが、同じレアンドロ・エルリッヒの作品としてもう一つ「The pond」という作品もこのビルにありました。
やや管理されていないのと規制されていて遠くからしか見えないといった都合見た目としてはまったく伝わらないですが、実はこれ池のように見えて池ではないという作品です。
素材としてはステンレスが使われているそうで、そこに雨などで水が入ることにより自然なようで違和感のあるものができあがります。もう少し評価されたり整備をしてほしいなと思える作品でした。
そしてそこから今度は気まぐれで渋谷に移動。
パブリックアートというよりも待ち合わせ場所としてよく知られている「モヤイ像」を見に来ました。
「モヤイ像」は名前はすごく有名ながらも設置されている場所の都合、一度も見たことがありませんでした。今回初めて見て思ったのは意外と近くにあったということと、裏の喫煙所がとても近いなということでした。
「モヤイ像」とはそもそも新島で採れる石を使った作品でもっとも有名なのが渋谷にあるこれですが、実はここ以外にも蒲田や青森といったいろいろなところにあります。
そういえば昔、お台場に写真撮りに行ったときも「モヤイ像」いましたね。なんでここに感が強いですが実はこんなところにも存在します。
さて渋谷のパブリックアートといえばこれを忘れてはいけません。ということでパブリックアート巡り最後はこちら。岡本太郎の「明日の神話」です。
この作品は特に大きく、表現としても圧倒される迫力を感じました。場所は京王井の頭線に向かう通路上にあります。
ということで、「Cloud」、「the pond」「モヤイ像」「明日の神話」と作品としては少ないですが、パブリックアート巡りをしてきました。これ以外にも多くの作品を気づかないうちも含めて多くの作品を鑑賞していますが、パブリックアートは時として言われなきゃ分からないというものが多数存在します。
美術館と違うのは作品の解説というものがなく、また誰でなんという作品かきちんと書かれていないものが多いです。
そんな表記がないからこそ、いかに風景に溶け込めながらも作品として存在をもたせるか。そこからどう感じることができるのか。
パブリックアートの面白さはまさにそんなところなんだろうと思った一日でした。日常の中の切り取りとして考えても面白そうですね。
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