占い師ダンディズム

占い師に限らず対人支援をする仕事の人は優しさや思いやりよりも、
客観的に相手をみることが出来るスキルがある人の方が向いています。

感受性豊かに相手の話を親身に聞く人のほうが相手の心を開き癒すことが出来るものの、
繊細がゆえに相手の悩みに侵食されるため長く活動をすることができないからです。

人の悩みを聞く能力がある人間が対人支援職に向いておらず、
逆に相手の悩みに寄り添わないクールな人が対人支援に向いているということですね。

これを私は勝手に「対人支援のパラドクス」と呼んでいます。

今回の記事は、占いに限らず医療、接客、窓口業務、営業など相手の話を聞いてカウンセリングをしなければいけない仕事をしている人に向けて、
相手の感情に捕らわれずに仕事を全うする方法について解説をしていきます。

【無関心とバイスティックの７原則】

前回の記事では、
より良く生きていくためにはボー・ブランメルのようなダンディズムが必要だと解説をしていきました。

他人に対する関心や自分の意見は使い方を誤ってしまうと先入観になってしまいます。

この先入観は対人支援をする仕事では大きな枷となってしまうため、
先入観を取り払って相手の話を聞くことはとても重要です。

医療、福祉の場で使われる、
「バイスティックの７原則」のうち
「個別化」「非審判的な態度」をクリアするためにはダンディズムの考え方が有効となります。

バイスティック７原則とは

【バイスティックの7原則とは】人間関係に役立つ考え方を解説

【誰にも言えない悩みが来る】

占い師の仕事というものは、
誰にも相談できない内容がやってくるものです。

そのため、自他の境界線が曖昧で自分の意見が正しいと思っている人は精神的に疲弊してしまいます。

代表的なものだと不倫、略奪、浮気、相談者の性格の悪さが起因してのトラブルなどといったものですね。

ちなみに相談者の性格の悪さが起因して起こる相談内容は、
そもそも相談する対人面が苦手すぎるあまり相手がいないので人生相談に来ているわけなので難易度はぐっと上がります。

ここで重要となるのは……

文章を中断してすみません。
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