2022年の春分図と予測
西洋式占星術の醍醐味は、実際の夜空を切り取り、世の中の流れや未来を予測するところにあります。
太古の昔から人間が国の行く末や農耕、厄災を予測するために使われていたのが「マンデン占星術」です。
特にこの「春分図」は、翌年の春分までの世の中や国の動きを読むために使われる特に大切なホロスコープとなってきます。
2022年3月21日の春分図のキーワードは
「教訓を得て次の段階へ」
ここ数年よりも閉塞感は薄れてきているものの、それはこの異常な状況に国民が慣れてしまっているから。
このまま茹でガエルになるか、自分たちの手で権利を掴み取るか、考える猶予期間にもなってきそうな気配です。
今年のアスペクトはコンジャンクションとスクエア祭り
マンデン占星術において、コンジャンクションは「方向性を変える出来事が起こる」、スクエアは「困難が現れる」ことを意味します。
いわゆるハードアスペクトが多く集まっており、トラブルを経て教訓を得ることがキーワードとなってきそうですね。
今年はトランスサタニアン(冥王星、海王星、天王星)の重量級の星々が目立つので、理想通りに事が運んでいかないことが予測できます。
お金や情報の管理が大切になる
2室の山羊座には火星、金星、土星、冥王星が集中。
「金融」をあらわす2室に「収斂」をあらわす天体と、山羊座のルーラーの土星が集まっているので、お金の動向に目を向ける必要があるようです。
天王星がスクエアにかかるので、突発的に株価や円が跳ね上がる気配があります
また、3室の水瓶座には水星、太陽、木星、海王が集結。
「情報」をあらわす3室に拡大の星たちと、3室がホームである水星が集まっているので、電脳世界や新たな仮想世界がさらに展開していきます。
疫病はひとまず集結
「衛生管理」をあらわす6室には天体が入っていないので、ここ数年騒がれていた疫病はそろそろ一区切りをつけていく予感。
これまで我慢していた旅行にも行きたいと思う国民も増えていきます。
今年のざっくりとした春分図の説明はこんな感じです。
バーチャル世界の更なる発展と、疫病の収束が見えてくるのでここ数年からすれば過ごしやすい1年になるのではないでしょうか。
※内容はいつも以上に真剣に書いているので、ここから先は1部有料とさせていただきます。
裏・春分図
キーワードは「持つものと持たざる者の格差が広がる」
暗い話をしてしまい申し訳無いのですが、来年の春分までの1年間のもうひとつのキーワードは「持つものと持たざる者の格差が広がる」
情報と金融が混乱し、情報を持つものがさらに富み、持たざる者は搾取されていくことが予想されます。
また、国民を揺るがす大事件が起こった年と同じ星の周りを読み取れるので、今年は消して過ごしやすい年とは言えないみたいです。
キロンとICと重なっているのは地下鉄サリン事件以来
「心の傷」をあらわすキロンと「国家の基盤」をあらわすICがコンジャンクションなのは1995年以来。その年の春は地下鉄サリン事件が起きた年でした。
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