にっき
ちいさいころに いえの車で 父と母とおとうとと いっしょに出かけた
ショッピングモール
さいじょうかいのちゅうしゃ場はとてもくうきがおいしくて
とおくのけしきがいっぱいみえて知らないせかいにきたみたいだった
とうめいなエレベーターに乗っておおきなひろばにむかう
ひろばではガラポン、なつまつり、いっぱいたのしいことをやっていた
中学生、友達と自転車で出かけたショッピングモール
学校の規則がうるさくて友達同士で出かけるのは少し悪いことをするような気分だった。
もう駐車場を使うことはないけれど、いろんなところに駐輪所があることも知った。
ぐるりと駐輪所、あたりを見わたせるところに自転車を止める。
一階から三階の本屋に向かう。学校の図書館でみた作者さんの最新作の小説。
家で集めている漫画の最新刊ここに来れば何でも手に入ると思っていた。
ショッピングモールでアルバイトをしている。
いや、していた。
準備の時間と社員さんとの会話はとても楽しく世界に居場所がある感じがする。
きらきらして見えた広場では時給1000円で子供に夢をと楽しい時間を売る。
なんでも揃うと思っていた本屋は売れ線の一部だけ、ほしい専門書も漫画も手に入らない。
なんならそれより大きな本屋で本を買い揃えている。
屋上から見える遠くの景色は駐車場から片道20分
今では知らないところはない
広場で時給1000円夢を売る。
彼らもここで何かをするのだろうか。
くたびれたのはおそらく自分だけ
きらきら夢を見ていた子供は
駐車場の景色を世界のすべてと思ってた少年は
ずっとずっといる。
変わっていくのは景色じゃなくて自分だけ。
荒んだように見える世界も見方だけ
変わらないものは変わらないままいつでも何かを受け入れる。
そんなことをぼんやりぼんやり散歩しながら考えるのです。
ぽ。
描くのに疲れて雑に締める。