雑0807
「たまには楽しそうだしいいんじゃない?」
そう思えればきっとよかったのだろうけれど、
例えばデザインや写真をどこかで辞めていたとして、それならば「楽しそうだしやろうかな」と、なっていたと思う。
けれど過去に組んでいたバンドでステージに上がる行為は「たまには楽しそうだしいいんじゃない?」で片付けられなかった。
当時は鋭利さを持っていたし、ステージ上だからこそ表せられることがあった。メイク然りパフォーマンス然り。
それが無いままで、いや、あるようにみせることはできるけれど。
また上がりたいからこの逡巡はあって、けれどそれを許したくなくて、ステージと客席で同窓会をしたくない。
やりたいことがまだあったのなら、違う答えだったのかな。